内容説明
きっと、あの世はいいところ
考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。
この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。
『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、
作家・田口ランディが語り明かした、
新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。
いい感じでぼけていくと、周りの人も幸せになりますよ。
在宅看取りは、人と人を結びつける新しい絆になるでしょう。
死を悲しいと感じるのは、死そのものより喪失感だと思うんです。
我慢し過ぎると苦しい。人間、ほどほどがいいんです。
病気の根っこにある頑固さを溶かせば、心も身体も元気になります。
老化は自然現象、闘わない医療福祉がこれから重要になります。
本当は、早くあっちに逝きたいっていう人もいます。
死ぬときはお互いに挨拶に行くってことで、よろしくお願いします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamaneko*
47
あの世は、この世。高齢化社会で病院では死ねなくなる今後、どのように死ぬかは生き方と表裏一体。多くの人の病気や亡くなり方を見てきた医師と、介護経験豊富な作家とのリアルな対談に、覚えておこうと思うヒントがいろいろありました。2014/06/12
ぱんにゃー
39
『気のせいじゃないの?』(現代では) / 「人は死なない」の矢作先生と「坐禅カール」のランディさん。 『気のせい!』と思えてくる お二人の対談です。 (100年前100年後は普通の話かも) (コ)2014/06/03
コーデ21
17
<『人は死なない』の矢作直樹氏と作家・田口ランディ氏が語る、新しい死の迎え方と人生後半の生き方>いつもの矢作節を期待していたんですが、田口ランディさんのほうに軸足を置いた対談となっており、そこがチト残念でした😅 ランディさんのご家族の看取り体験は、今後の心構えとして参考になりました! 2024/08/26
kiho
11
準備なんてできてない日常の雑事の中、一歩立ち止まって考えや気づきの時間を与えてくれる本☆霊的な話はさておき、自分だけでなく家族や身近な人の人生や死をどう受け止めていくか…田口さんの経験談が印象的でした♪先生が言う「考えないのが一番の薬」…現実は難しいけど、なるほど…。2014/11/28
すももんが
6
田口さんがお父さんを亡くしたときに、実家の仏壇を引き取るエピソードが面白かった。同じ家のなかに違う宗派の仏壇は置けないと義理父に言われ、実家の仏壇の中にある本尊の巻物をベリベリと剥がしてしまう。「これでただの箱になったので置いてもいいですか」と聞いたら、義理の父親が真っ青になって「恐ろしい~」と(笑)。看取りって理想通りにはいかないものなのだなあ。2019/02/13
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