花とゆめコミックス 悪魔のパズル

著者名：萩尾彬【著】

白泉社（2015/03発売）

• ISBN：9784592186984

内容説明

同じマンションに住む幼なじみの律に、お姫様のように世話を焼かれるのが日課の柑奈。ところがある晩二人で歩いていると、魔界を追われ人間界に逃れてきた悪魔・ローズが律の中に入り込んでしまう！ オレ様な悪魔に変貌してしまった律に戸惑う周囲と柑奈だったが──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

悪魔アリ神アリ？の短編集。ちょっと切ない感じで良かったです。

2011/11/04

[わたよぴ]

読み切りでページ数が決まってるからかもしれないが説明不足なのかコマ不足なのか読んでて解らない部分が多々あった。なのですべての作品を2往復して読んだ。そしたらようやく理解(笑)この読み切り集の中で良かったと思った作品はやっぱり表題作の悪魔のパズルとカリガミの姫君かな。ファンタジー色の作品の方が面白かった。

2014/06/24

[咲穗]

ずっと柑奈の側にいて身の回りの世話をしてくれる幼馴染の律 ある日、律の中に悪魔のローズが入り込んでしまった！ 悪魔のパズルをはじめとして全4本 悪魔のパズルと七月の花嫁が好きでした！ カリガミの姫君は一見、ハッピーエンドにみえるけどよく考えるとちょっと不穏なラストでした…

2020/05/09

[わきち＠肩書きは妄想家]

とっても面白かったけど、もうちょっと続きが読みたいor補足が欲しい、作品が多かったかな。

2013/07/21

[織花]

甘いのだけど、どこか苦味を感じる短編集。それは未来に幸せだけではなく、つらい選択をも感じさせるものだからか。ただ物語が終わっただけではなく、後々に「生きていく」ことを感じる素敵な短編集でした。七月の花嫁の、スピード感あふれるらぶが好き。

2011/10/14