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内容説明
そうか、そこが"問題"だったのか! ロッテ、エステーなどの日本企業から、コカ・コーラ、ルイ・ヴィトンなどの欧州名門ブランド、さらには「箸」や「桶」の伝統工芸職人まで――いま世界が最も仕事をしたがる「問題発見プロフェッショナル」佐藤オオキが明かす、問題を発見し、アイデアを出し、解決するための思考術。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tαkαo Sαito
86
息抜き程度で買いましたが、問題に対してどのように向き合うかの部分で結構勉強になりました。デザインはものを作るだけではなく、問題の解決策や向き合い方でもあるのだと思いました。デザイン思考という考え方も最近あるようですし。読みやすいエッセイ風な文章なのに所々本質が書かれていますがこれもデザイナーである著者の工夫なのかそれとも自然とできていることなのか、。それにしてもこのデザイナーさん、ほんとにすごいです2015/06/06
zoe
22
ネンド。デザインの祭典ミラノサローネ。ありきたりだが、決断のコツ。間違えてもいいからできるだけ早く行う。消防士タイプと思いきや、両極端な選択肢を2つ用意する。新たな解決策を生むために、制約を少しずつ削って、選択肢を増やす。発想型と職人型。チャンスは3層構造。訪れる。認識できるか。そして最後に掴めるか。悲しいリスクフリーな不況時のデザイントレンド。逆でしょ逆、という叫び。2019/06/19
fukumasagami
19
早めに間違えれば軌道修正できますが、時間が経過すればリカバリーしにくいだけでなく、他の選択肢がどんどん減っていくからです。つまり、判断を「間違える」ことよりも、判断が「遅れる」ことのほうが被害が大きいのです。2016/08/20
mam’selle
19
勤め先の社長が勧めるので読んでみたら想定外のスゴ本でビックリ。複眼的思考法なんて言葉が陳腐に聞こえる程のヒラメキテク満載の佐藤オオキ氏。特にマーケティングの本質を『問題から答えを出す技術』と単純化して言い切れるところに感銘を受けた。世界が尊敬する日本人100人に選ばれた事に納得です。2015/05/01
さぼてん
17
有名デザイナーの佐藤さん。この方のデザインは大変洗練されていて好きなんですが、この本もところどころにデザインしてきたプロダクトがあってとても楽しかったです。アイデアが枯渇したときの思考のヒントとしてなかなかタメになります。デザインの話が主ですが、デザイナー以外にもおすすめです。まじ天才。2020/04/21