少年ビッグコミックス 愛がゆく（１２）

著者名：小山ゆう【著】

小学館（2015/03発売）

• ISBN：9784091505125

内容説明

自分を産んでくれた母こそが、未来人の知能を操って、現在の世界を征服するブレインのトップであることが分かった愛。愛は母との戦いで、苦しみながらも、母を倒し、世界を正しい方向に修正してゆこうとする。一度は南極圏に行き、松五郎や涼たちに会う愛。しかし、自分の生まれてきた本当の目的は、間違った記憶を植え付けられた未来の時空を正すことであると知った愛は、未来を連れて、未来の時空へ消えていく。育ての父・松五郎や涼への感謝の気持ちをこめて．．．

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Taka]

捨てられた赤ん坊。まっちゃんに拾われ愛と名付けられて人間として育つが、不思議な能力を持つ未来人だった。 最初、未来人から悪魔扱いされ殺し屋が追ってくるのを倒すが、途中から未来の統治者マザーブレインの子だった。あれ？敵味方ちゃんと読めてない？ 知能の高さによってナンバリングされ、低いものが自動的に殺されていくシーン、自分が殺されないと知ったらホッとして低い者たちを見下す。死が決まった者達は女を襲い始める。実際、人は同じ行動を犯すんだろうってちょっと考えさせられた。

2014/02/04