小学館文庫<br> うちへかえろう

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小学館文庫
うちへかえろう

  • 著者名:小川内初枝【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2015/02発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094061260

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内容説明

不思議なぬくもりのある「家族ごっこ」小説。

舞台は大阪。35歳、ひとり暮らしの私は、契約社員として、顧客クレジットカード申し込み記載漏れリストを修正する職務に就き、どうにか日々をを過ごしていた。そんなある日、記載漏れリストのなかに、十数年来音信不通の姉の連絡先を見つける。
 姉の出奔は、学生時代、私が当時付き合っていた恋人を奪って逃げたことに端を発していた。
 しばらく躊躇した後、久しぶりに電話してみる。不思議な体温のやりとりが続き、じゃあ、会おうかという話になった。姉は、幼少期、母を「黒い太陽」と呼ぶほど、ひどい扱いを受け続けていた。年の暮れ。私は姉を連れて帰省することにするが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

52
少し大げさかもしれませんが、家族再生のハートウォーミングストーリーです。分散してしまった家族が時間をかけて徐々に距離を詰めて行きます。決して派手ではありません。毎日の地味な生活の積み重ねです。やっぱり家族っていいもんだなとしみじみ思いました。2019/01/04

fwhd8325

16
何かが起きるわけでもないのに、胸騒ぎのようなものを感じさせる。家族の間に知らずうちに起きているさざ波のような感情に気がついているのに、家族だからと言うことであえて避けてしまうような甘えや安心のようなもの。修まればいいというものでもないが、落ち着くところに落ち着くことはなかなか美しいものだ。2015/04/07

やよい

5
文庫化で、あとがきに主人公達から近況報告があります。これがまた良かった。主人公の妹はひとりで生きている孤独感をうまく処理出来なかったりしながらも日々生きていた。若い頃の母からすると変化して来た母を見。自分の彼を奪い音信不通だった姉とぎこちないながらも繋がりだす。家族がテーマの良小説。劇的でない変化球があるあると思えて良かった2015/03/02

**+コンコン+**

4
今まで読んだことがなかったような小説。なんだかすごくリアルでした。2015/06/18

あゆまろ

3
家族のありかた、決着のつけ方に正解は無いとわかった上で、この物語の主人公姉妹の在り方は好きだと思った。2016/09/09

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