内容説明
徳川家康が重用したイギリス人三浦按針(ウイリアム・アダムス)を父に、日本人を母にもつ三浦ジョゼフ按針。父亡き後、旗本の地位と領地、朱印状を継いだ。ある日、嵐により持ち船が難破、三浦半島に漂着したジョゼフは、その地を治める衣笠藩のお家騒動に巻き込まれる。背後にはジョゼフを追い落とそうとする老中の陰謀が……。破天荒な旗本の活躍を圧倒的スケールで描く、新たなる時代活劇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずこまめ
5
意外と面白かった!表紙の通り、マンガみたいでサクッと読めます。江戸時代のハーフサムライ、なかなか生きづらそうですが、将来どうするのかな。続編気になるので読んでみよう。2016/03/10
klu
5
思っていたより面白くてラッキーでした。次巻も購入です2015/06/08
澤唯
1
悪くない 先が楽しみ2015/01/13
ドロンジョ935
1
え、そんな人本当にいたの?と思ってググったら、実在してた。体格もいいし、見た目と中身のギャップも面白いし、運も腕っぷしも強いし、よく動き回るから時代小説というか「活劇」。味方になってくれるお偉いさんの男っぷりもいいけど、この後は、海の仲間に活躍してほしい!2014/12/25
あんコ
1
★★★☆☆表紙のジョゼフ按針さんに一目惚れして買った本(笑)ジョゼフ按針は実在の人物。ラノベみたいでサクッと読みやすかった。ジョゼフは航海の帰り遭難、海岸に打ち上げられ自分だけ助かる。仲間や家来を失くしてしまったと失意の中、自分の領地である逸見(へみ)に戻る途中、山賊(天狗党)に攫われたお姫様を偶然助ける。お姫様を助けた事により衣笠藩のお家騒動に巻き込まれるが…家康が亡くなってから混血ってことだけで立場があまり良くないジョゼフ。ジョゼフを亡き者にしようとしてる者がいるのでこの先が気になる本。2014/12/25