「超」東大脳 - 偏差値にとらわれない生き方

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「超」東大脳 - 偏差値にとらわれない生き方

  • 著者名:茂木健一郎
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2015/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569799308

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内容説明

「日本」という国と「日本人」への、心からのエールの本。人間の脳は、何歳になっても変わることができる。そのためには、今の自分にダメ出しをする必要がある。現状に満足してしまうには、日本も、日本人も、あまりにもったいなさすぎる。象徴的なのは、「東大」という存在。東大なんて関係ない、東大にこだわる必要はないという人もいるだろうが、一方で、日本という国のあり方が、東京大学という学術機関の現状に集約されているのも事実である。こうした現状を打破すること。自分自身の限りある一度だけの人生を、もっと輝かしいものにするために、最初の一歩を踏み出しませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょーた

38
教育に関するコラム集。長岡藩士の小林虎三郎の「100俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の1万、100万俵となる」という考え方は何度見ても心に突き刺さる。人が育って初めて、国が強くなる。あらゆる面で、教育には力を注ぎたいと思った。従来の日本的な教育を悪とは思わないが、破壊的革新を行える人材の輩出を促す教育に重点を置くことは同意である。キーフレーズ「前提を疑う習慣」「本質を見抜く力」「科学技術とリベラルアーツの交差点に立つ」「創造性とはものごとを結びつけること=経験の点と点を結び付けること」2015/03/26

10
頭のいい人は何を考えているのかな、と思って。一流大学が雲の上の存在だから、海外の大学なんかもっと上の存在で、いまいち現実身がなかった。はあ、頭のいい人ってすごい。ただ、すでにあるものに対して何の疑問も抱かずにやるのはよくないとは思う。どうすれば変えられるのかはわからないけど。だから、最初の教育の仕方が大事なんだろうな。/ひとまずミスが多いのをなんとかしなくちゃ。トリプルチェックぐらいは必要だな。2019/03/21

ヨータン

7
文科省の定めたカリキュラムからは日本の教育の未来に全く希望がもてないが、IT化のおかげで自分で好きな勉強を好きなだけやれる環境が整っている今、偏差値などに捉われているのは小さなことだなと思いました。 2020/09/18

嘉月堂

6
茂木さんのように頭の良い人には、勉強について行くのがやっと、又はついていけない者って想像つかないんじゃないかなー。この本は、東大生とかに対象が限られるんじゃないですかねー。高校入試で偏差値でランク付けされることによる心の傷害罪というのは私もうなずくところがあります。日本の富裕層はもう日本の教育を見はなしていて既にお子様を海外の学校とかアメリカンスクールに入れていらっしゃるという指摘には驚愕。私立の中高一貫校にお子様を入れた方を「すっげー!!」なんて言ってる私は、超遅れてますね。2014/07/08

りょうみや

5
個人的まとめは、大事なのはどこの大学に入ったかではなく何を学び何をやってきたか。グローバルに生きるのに必要なのは、発信できる英語、リベラルアーツ(幅広い教養)、その上での専門性。前提を疑うのが本物の知性。自分で道を切り開くためには独学。 この本の方向性は同意だが、全体的に議論が浅い。例えばなぜリベラルアーツが必要なのかは「人の幅を広げる」以上の深い理由はわからない。偏差値入試を否定し、アメリカ型のIO入試を偏って推奨しているが、それぞれにメリット・デメリットはあるはず。2016/03/13

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