内容説明
高山正之氏のお話は、ことごとく正論である。ただし、一般の日本人には初耳のことが多いから、人々は半信半疑で“もしこの話が正しいなら、なぜ学校で教えてくれなかったのだろうか”と考える。また、“なぜ大新聞には書いていないのだろう”と疑う。人々は好奇心旺盛で誰も知らない話を知りたいと思っているが、自分だけというのは不安である。そこで高山氏は、話の出所や根拠を明記して、その不安の解消に努めておられるが、有力な新聞や権威ある学者がそう言っていないという事実は動かない。それでも先駆者の説はその正しさのゆえに少しずつ賛成者が増え、やがては世の中の常識のほうが少しずつ変化しはじめる。そこで、次の段階でなすべきことは、学校教育やマスコミが意識・無意識裡に内包している偏向の正体を見つけることで、それができるようになると、高山説の正当さが、自然で当然のものだとわかるようになるのである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Honey
7
本書は2008年発行ですが、 日下さんや高山さんの本は、少々古くても、いつも、 非常に勉強になります。 そして、元気が出ます♪2019/06/14
T坊主
4
高山氏の関係した本を初めて読んだ。ジャーナリストとして歩んできた視点からの見方がある。1)言葉も習慣も文化も異なる他民族を国内に積極的に誘致してうまくいった国は歴史上存在しない。そんな中で日本では今、移民導入を考えている政財人がいる。人口が減り、売り上げが減るという事だけでそういうことをしてもいいのか?外国人参政権にも問題がある。2)スーチーについているのは華僑、インド系(英米系の利益代表)。3)米の独立宣言はすべての人に認めたものではなかった。4)米中は自己都合で平気でくっついたり、離れたりする。2014/04/03
renren
3
歴史上、国際関係においてはそれぞれのプレイヤー(国)が冷徹に自己の利益の最大化のみを目指してきたことがわかる。喰うか食われるか、それが国際関係の正体であり、戦前までの日本人は痛いほどそれを痛感し、奇跡のような舵取りで誇りと実利とを維持してきた。理想を語るにしても、最低限そのことはしっかりと認識すべきだ。そして、「日本は有色人種の希望の星だった」と信じるかどうかはともかく、少なくとも白人の心底に流れていた有色人種差別感情を我々はしっかりと認識すべきだ。たった数十年前まで、それは自明とされてきたのだから。2010/01/11




