江戸の告白

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江戸の告白

  • 著者名:昌原光一【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2015/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063771336

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内容説明

不義密通は、死罪の時代――真面目一本槍に生きてきた髪結い(=床屋)の久蔵は、ある時、魔が差して幼なじみの与三次の女房・おえんと不義密通(=浮気)。そして彼女の“ある望み”を叶えてしまったために、生き地獄を彷徨うことに。「劇画」を標榜する時代劇の実力派が、江戸の町の暗さや生き辛さを容赦なくリアルに描き出す、衝撃のノワール時代劇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビッチュウ

1
非常に面白かった。真面目な髷結い職の夫が、魔が差した不倫の最中に相手を殺めてしまい、その罪に苦しむ物語。処罰されない自分に真面目が故に我慢ができず、されど家族の為にもどうすれば良いのか…と思い悩む。あらすじは暗い印象だが、独特なデフォルメされた人物とテンポの良さがとても面白い。また、やつれていく主人公の過剰な演出が漫画らしくて好印象。オチも良かった。最後の現代と繋がるのも時代小説的な人を描く物語の主張であり、人の本質はいつの世も同じという事だろうか。初めて読んだ作者でしたが、他作も読みたいと思います。2015/05/06

キャシー

1
怖い。江戸時代の色濃い闇と、心の闇が怖いよー2015/04/02

fum_sz

1
初めて読む人だったけど、コミック乱とかで描いていた人なのかな?パキッとした、デザイン的な画風で超本格時代劇をやっているのが新鮮。2015/03/09

CAKE

1
うーん、怖くて嫌な話で面白かったけど、どこかで読んだことあるようにも思え…。最後、現代に飛んだシーンはよく意味が分からなかった2015/03/08

ミハティー

0
暗い空気マンガだと思いきや、トンデモ映画「幻の湖」を想起させる最終回に狂気を感じました。2015/02/23

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