内容説明
本書を携え、全国各地の歴史の証人と対話しよう。古墳入門書の決定版。
巨大な前方後円墳は何のために造られた? といった素朴な疑問への回答から、古墳の種類、全国各地の古墳から読みとく古代日本の秘密まで。にわか古墳女子、考古学マニアの大学生、古代からよみがえった埴輪など……楽しい漫画の登場人物とともに古墳について学べる一冊です。
考古学の権威である広瀬氏のこれまでの研究をもとに、漫画やイラストを駆使し、初心者にもわかりやすく仕上げています。
本書を古墳入門書としてバッグに忍ばせ、各地の古墳巡りを楽しみましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
35
読み易く良かったです。2015/04/26
ネコタ
34
古墳についての入門書。専門書ではないので簡単に読める。古墳についての疑問、古墳の種類、古墳の中身、副葬品について、日本全国古墳めぐりの旅などなど。古墳論争匿名調査Fileがなかなか面白かった。ほとんどの古墳が誰が埋葬されているか明らかになっていない、あの超有名な仁徳天皇陵ですら確かではない。愛知県の志段味古墳群はちょこっとしか載っていなかった。最初に火葬された天皇は持統天皇らしい。2018/06/19
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
31
仁徳天皇陵を含む「百舌鳥・古市古墳群」が、世界遺産への登録が決定される見通しになった。足を運ぶ前に古墳についての知識があればと思い読んでみた。マンガやイラストなどを駆使して古墳初心者の私でも理解できるようにわかりやすく解説されている。古墳を読み解けば、そこにどの時代のどんな権力者が眠っているのかがわかる。時代を越えたロマンだ。先人たちに思いを巡らせたい。2019/05/29
さつき
27
写真やイラストが多く導入としての漫画もあり、とてもわかりやすい本でした。まさに入門書。古墳の種類、石棺の種類、埴輪、副葬品についてなどコンパクトかつ結構詳しく載っていて便利です。北海道にある古墳も載っていて、その存在を初めて知りました。この本を持って古墳めぐりをしてみたいです。2016/05/12
やま
7
入門書ですが、幅広く書かれています。マンガを導入部に持ってきてから、説明に入るパターンで分かりやすいです。まだまだ謎の多い古墳ですね。2015/05/06