双葉新書<br> 石原莞爾 アメリカが一番恐れた軍師 若き男たちの満州建国

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双葉新書
石原莞爾 アメリカが一番恐れた軍師 若き男たちの満州建国

  • 著者名:早瀬利之【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 双葉社(2015/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575154467

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内容説明

関東軍作戦主任参謀・石原莞爾は、稀代の軍師だった。その卓抜した戦略眼と歯に衣着せぬ言動から、彼は陸軍内にあって異端児であった。軍内でその実力を発揮できず、不遇を囲っていた石原に転機が訪れる。日本が権益を手にしていた満州への赴任である。かの満州の地で、軍師・石原は「日本の未来」を見つけた!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
満洲国の基礎知識がないと辛い。5割くらいの理解度かな。飛行機が戦争のメインとなる、日米戦争が最終決戦になるなど未来を読む力は抜群だが、人望が薄く力を発揮できなかった印象。満州国設立に関しても、「日本には頼まない。関東軍だけでやろう!」と暴走してしまった。計画をもっと緻密に立てていけば違った結果になっていたかも。2021/06/17

Humbaba

0
たとえ先を見通す目を持っていたとしても、それだけでは問題に対処はできない。解決方法がわかっていたとしても、わかっているだけでは何にもならず、それを実行できなければ画餅に終わってしまう。才能があったとしても、それを活かせるかどうかはまた別の問題である。2014/12/13

furu_sato_sf

0
石原莞爾の関連図書を読んでいつも思うことではあるが、この人にはVisionは確かにあったが、それを達成するための戦略は現在の感覚から見るとかなり突拍子もないものだったと言える。本人にとって、満州国は東亜民族の共栄を目指したものではあったが、その成立の過程は自作自演で、かつ侵略戦争的な側面がなかったとはもちろん言えないし、石原も軍国主義から逃れることはできていないだろう。戦時中でない時代だったら、この人はどのような思想を持っていたのだろうか。2019/06/21

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