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内容説明
コンピュータのハードウェアは劇的に進化しているのに、使いやすくなっているようには感じられない。また、スマホは知的生産には不向きで、流れてくる情報を見るだけの時間潰しのツールになっている。本来コンピュータは、人間の能力を拡大し、いつでも/どこでも/誰でも使えるツールとして構想されてきたものだ。では、その方向に正しく進化するにはどうすればいいのか。ユーザインタフェースの第一人者がわかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
30
世の中に何かを忘れる技術について書いた本は多くありません(28頁)。言われてみれば頭の中の断捨離ってのはなかなかしにくいものだ。知識の呪縛:知識を得て知識がないときの状況がわからなくなるという現象(35頁)。人間は時間的変化の認知が不得意(71頁)。動きをはっきり認識している場合でも、将来変化について的確に把握することは難しいもの(73頁)。人間は確率的思考が不得意(87頁)。良いものに触れるのも大事だが、人間には変化や驚きも大事(110頁)。 2015/06/19
ダンボー1号
11
充分使いやすいと思っていた自分はジョブズに騙されていたのか?より使いやすいUIとは?一つ一つの話しは難しい訳でもないけど断片的に理解できても上手く頭の中につながってこなかった。自分は消化不良で読了です。2015/05/23
スプリント
9
タイトルから想像した内容と異なりましたが読み応えのある内容でした。新たな技術を活用したサービス、新しいサービスを実現するための技術開発など興味を惹かれる内容でした。2015/08/30
Kei
8
コンピュータの使いやすさを進化させるためには、1人間の心理や特性を理解し2新しい発想を育て3ウェブのトレンドを理解し4ユビキタスコンピューティング技術を理解し5頭を整理することができるような6信頼できる安全なシステムを開発していくことが重要です。 多くの人びとが楽しんだり極めようとする趣味が成立しているのは、実は「自己満足したい気持ち」や「自慢したい気持ち」が原動力となっているように思います。安定化を求める心理を「修正欲」として利用すると、「人力パワー」を活用するサービスが可能になります。2020/07/20
くりりんワイン漬け
8
これは新書というよりも専門書として立派な本にしたほうが良いのではないか。本書の始まりはデザインにおける人間の心理について基本的な項目について解説をしている。(軽く考えて購入した方は第一章は読み飛ばしたほうがよさそうです。絶対に挫折し以後の楽しい世界を見ずに終わるから)3章から新しい考え方が出てきます。ここからが皆さんの好きなお話になるのではないでしょうか。私は1章と2章が好きな変わり者ですが。2017/10/30
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