小学館文庫<br> 赤川次郎の文楽入門(小学館文庫)

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小学館文庫
赤川次郎の文楽入門(小学館文庫)

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥583(本体¥530)
  • 小学館(2015/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784094081923

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内容説明

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30年以上にわたり様々な舞台鑑賞を続けてきた著者が、文楽について初心者にも分りやすく綴ったエッセイ集。専門家ではない視点から綴られた率直な意見は他の文楽入門書とは一線を画し、オペラや歌舞伎などの例もふんだんに取り入れることで文楽独自の魅力が浮彫りになっている。内容は文楽の基本的説明や見所から、人形遣い・大夫・三味線という文楽「三業」それぞれの味わい方のポイント、人気演目や初心者にお勧めの演目の概要と解説、作家ならではの物語新釈、観客として文楽界への提言まで多角的に綴られる。巻末には人形遣い・桐竹勘十郎氏との対談も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

68
赤川次郎さん、この本を執筆していた当時、ご機嫌斜めだったのかしら。随分と苦言の多いこと。文楽を愛し、文楽の裾野を広げようとお考えになっていらっしゃるからこそだと思いますけど。さて、その内容は赤川次郎さんも述べていますが、初心者向けに書かれています。気張らずに読める内容でした。楽しく読むことが出来ました。2017/03/10

kaizen@名古屋de朝活読書会

68
「今を呼吸する演劇」が分かる。人形は「文楽」のことを指している。「お客を楽しませる余裕」が大事。赤川作品では、「手首の問題」で文楽を取り上げている。随筆の内容は、テレビ、映画、音楽の話題との例示、対比で語るっている。文楽に興味をもったのは、NHKのBegin JapanologyとTrad Japanという日本の文化を海外に紹介する番組と、英語で日本の文化を紹介するための番組での紹介を見て、文楽を説明するための視点を勉強しようと思って手に取ったのが、この本。実際に劇場に行って文楽を見たいと思った。2011/08/29

みち

29
赤川次郎さんのエッセイを初めて読んだ。文楽をはじめ、歌舞伎とか演劇とか邦楽とかオペラとか、凄く詳しいのでびっくりした。と同時に、数々の辛口コメントも本当に好きだから出た愛情表現なのだと納得した。私も、最近になって文楽を鑑賞するようになったけど、赤川さんの言うように、もっともっと環境も演じる側も努力、工夫して、いろんな人に楽しんでもらえるようになれば良いなあと思った。2013/08/16

seraphim

27
読友さんのレビューを見て読んでみた。赤川次郎さんって、文楽に限らず、歌舞伎、オペラ、クラシック音楽など、劇場に良く足を運んでいるのだな。色々な知識がある上での、文楽の面白さや、現代のお客さんが離れないようにするためには、どうしたらよいかなど、古典芸能の弱点も書いてあった。面白く読んだ。ただ、文楽自体に関しては、三浦しをんさんの『あやつられ文楽鑑賞』の方がわかりやすい。文楽について本当に何も知らない人向けの、文楽のことが書いてある入門書だったからかも。なんとしても、文楽を見にいきたくなった。2014/08/01

Yushi Suzuki

22
いやはや、一度も文楽を生で見たことがないので、大変興味がそそられました。早く読んでいれば東京の9月の公演に駆けつけたのに、今は10月。地方公演の季節なようです。詳しいかたいたら教えて欲しいのですが、文楽のホームページ見ても地方の、どこで公演するのかわからないのです。本当に行きたいんだけどわからない。ホームページ解りづらいです。(本の話でないですね。)勝手なイメージで、寄席みたいに毎日やっているのかと思っていたのですが、そんなことないのですね。すみません。なめてたわけでないのだけど。あー早く東京でみたい。2016/10/02

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