内容説明
ロシアでは「日本極東戦争」と呼称される日露戦争は、明治37年(1904)2月の開戦から翌年7月に実質的な戦闘が終了するまで、ほぼ500日にわたって満州や日本海周辺で戦闘が繰りひろげられた。だが、日露双方で50万人の兵士が激突した奉天会戦、史上空前の大艦隊同士が砲撃を交えた日本海海戦など、きわめて複雑な戦争経過や、錯綜した戦闘場面をいくら読んでも、その実相は理解できないだろう。本書は、司馬遼太郎の大作「坂の上の雲」を歴史に残る名著と評価し、こよなく愛する著者が、その「副読本」として書いた日露戦争史。司馬文学ファンならずとも必読の一書である。
※本作品は、紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
34
タイトル通り、日露戦争の戦いについて、わかりやすく書かれていた。でも、あまり細かい戦法については、ふれられていなかった。「坂の上の雲」でわからなかったことが、すっきりしてよかった。2014/09/06
habilis
1
曖昧だった奉天会戦とその前後関係が理解できた。陸軍の薄氷の勝利の様子がよく分かる。 作者は小失敗の研究の人だった。2016/02/10
フレデリック
0
Kindle版で読んだからかちょっと誤字があったりして、ちゃんと校正されてるのかな?と思ってしまって、そう思ったら書いてあることもどこまできちんと検証されてるのかなと思ってしまって、半信半疑で読み進めました。それと日本の側に立ちすぎているような印象も受けました。なるべく中立の立場で書いてほしかった。司馬遼太郎の坂の上の雲は読んでいませんがその作品の補完書的な役割も担っているとか。あれは小説ではないのだろうか?だとしたら創作もあるはずで、その補完書?ということはどこまで史実なのだろう?うーん…。2022/06/28