内容説明
腰巻、褌、どら息子におぼこ……どこ行った?
我々の祖先は、恥の文化を持っていたのだが。かつて庶民が共有したあのモノと情景を、一流のユーモアで綴る爆笑絶滅風俗事典
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
31
火鉢でお餅を焼いて食べたり、木製のたらいで行水したりは小さい頃経験があります。父の兄嫁は細長いキセルで煙草を愛用していたし、昔懐かしい話ですね。でも私にはちょっと古すぎるけれど。愛子さんのお孫さんが五徳も火鉢も知らないって、若い人はそうなんだな。そして、若い人の当たり前のことが年寄りにはわからない・・・。2021/09/02
ごへいもち
21
期待しすぎかあまり笑えなかった。一つだけ、車の助手席という言葉。助手なんか居ないのに今も使われる言葉だけど由来はタクシーには助手が乗っていたからだそうだ。市川興一さんのイラストが可愛い。2021/12/12
千頼
3
昔ながらの小さい集落で祖父母と同居。尚且つ時代劇や時代小説が大好き……な昭和生まれの私でも知らないことがいっぱいあった。名前やモノは知っていても『そんな思いがあったんだ』とか『そんな使い方があったんだ』とか発見が多々。更に弊衣破帽なんて言葉との出会い。読んでみたら私の理想のタイプだった…‼️‼️こういう出会いのタネがまだまだ眠っているから読書って楽しい。[図書館本]2019/09/15
はな
3
男尊女卑今では男損女肥?居候とか良き時代ですな。2016/01/30
iaraumi
2
佐藤愛子さんの昔についての小話が満載のエッセイ。「ブラジャーが乳あてと呼ばれていて、つけている人がごく少数だった」とか、「女性の下着だった腰巻について」とか、ふんどしとか、盥とか、昔は当たり前だったのに、現代ではなくなってしまっていることについて書かれているからおもしろい。愛子さんの昔を懐かしみつつ、現代を嘆いたり、かと思えば昔を批判してみたりというさじ加減が絶妙。50年後、100年後には多くの物事がすっかり変ってしまっている可能性があるのよね。少しおっかないけれど、そういうものなのよね。2013/09/16
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