内容説明
人間と、人間でないものが共存する現代。高校生の榛原浩一郎の家に居候している美少女・アルテミジアは、高貴なるグルメ吸血鬼〈嗜血鬼/サン・サヴァラン〉である。血のコンディションは心持ちでいかようにも変わる。学校でも有数の美人であるアルテミジアは、色んな「感情」の味を味わうために、日夜クラスメイト(ほぼ女の子)の悩みを解決しては牙にかける!その上、彼女は極上の血――「自分に心からの愛情を抱く者」の血を求め、浩一郎から愛されようと彼を誘惑してきて……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dobject
1
良い。ストーリーの展開と結末に品がある。2016/02/10
すかわら
1
一冊に詰め込みすぎて、個々の悩みが描かれる間もなくダイジェストでマッハに解決されていく。4話であればついていけたけれど、都合3話分に関してはついてけなかった。アルテミジアのキャラにしても深みがない。『実は』という事情も作者都合のように思えてしまう。あとやはり4話以外は人外をいろいろ出した意義が薄かったのでは。なんだかんだ書いたけれどまあ楽しめた2015/09/09
megyumi
1
セイレーンやリザードマン、アンドロイドといったSF/FT世界の住民がごく当たり前に人間と共存する架空の日本が舞台。吸血鬼のヒロインは彼女たちの血の味から導き出されるそれぞれの本質を見通し、食通のように批評する。主人公はその言葉を理解しつつもただただ傍観するしかなく……。ヴァンパイア・サマータイムよりは文学少女に寄せて語りたい作品。遠子先輩が自らは実感することのない味覚に訴えて物語を表現するのに対してこっちは逆に物語で味覚を表現する2015/05/11
まつだ
1
腰帯につられて読みましたが、これは面白い! 「ヴァンパイアサマータイム」「月姫」が好きな人はより楽しめる。主要キャラ以外の説明がまったくないので途中やや楽しみにくいのだけれど、中盤以降はそれにも馴染めた。中途半端に終わるので、ぜひ続きを読みたい。2015/03/08
sq
1
「食べちゃうくらいに好き」な話と言えばそう。つまりは想像と、感覚の拡張について。ところで吸血鬼and百合っていいよね……めっちゃいい……さいこーだ……。2015/01/20
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