電撃文庫 結界師のフーガ

著者名：水瀬葉月【著者】/鳴瀬ひろふみ【イラスト】

KADOKAWA（2015/02発売）

• ISBN：9784840226592

内容説明

異界に名を轟かす「逃がし屋」を営む逆貫絵馬と助手の倫太郎のもとに、奇妙な仕事依頼の手紙が届いた。　差出人は不明。 早速、手紙に記された場所に赴くが、そこは結界に守られた隠れ里で、折りしも7日間続くという異様な祭りが始まるところだった。　絵馬達に何かをひた隠す村人達、そして、自らを幸せだと信じる囚われの少女……。 やがて祭りが佳境を迎えるとき、秘められた隠れ里の真実が明らかになる！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ただの猫好き]

表紙の帽子をかぶった女性が主人公なわけですが、序盤のふざけ交じりの態度が目につきますが終盤の展開で巻き返してくれるので満足です。黒幕（？）との絡みがあまりないこと等うーんな部分もありますが、私は作者さんの某人の独白のミスリード（？）に騙された口なので好きな作品です

2019/12/29

[秋庭誠]

C-　第10回電撃ゲーム小説大賞<選考委員推薦賞>受賞作。今の電撃大賞が20回目なので10年前の作品です。妖怪専門の「逃がし屋」というのに加えてハードボイルドを気取る結界師・逆貫絵馬は、仮面ライダーWの左翔太郎を連想させる。物語についてはそれなりの出来。少し、というより相当長いですが…。それさえ気にしなければ、楽しめるはず。

2014/10/27

[結]

粗筋的には面白いと思うんですが、文章読みづらいかなーと思います。

2013/11/08

[千尋]

文章自体はなんか物足りないけど、あたしにとっては大事な本。つらくて逃げようか戦うべきか迷ってるときに、友達にすすめられて読んだ。。その友達が「つらかったら逃げていい」って言ってくれてこの本もそんな話でした。絵馬の言葉どおり、今あたしは逃げた自分に責任もってられてて。。１～３巻まで話が似すぎてたけど、結構気に入ってる☆

[偽教授]

作家として明らかに筆致が未熟

2012/03/24