「働き盛り」のNPO―ドラッカーに学ぶ「真の豊かさ」

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「働き盛り」のNPO―ドラッカーに学ぶ「真の豊かさ」

  • 著者名:島田恒【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2015/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492223505

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内容説明

会社を定年まで勤め、老後も安定した生活を望めなくなった現代、働き盛りの人々にとってこれからの人生に不安はつきない。
働き盛りにとって、大切なことは仕事だけではなく多元的に活動し、心の豊かさを得ることと著者はいう。
そのために著者は、働きながらNPOやボランティア活動に参加をすすめる。なぜなら人脈や視野が広がり、本当の豊かさを手に入れることができるからだ、と著者は主張する。
企業人として、そしてNPO活動家として長年NPOの研究を行ってきた著者が、豊かに生きる方法を解き明かす。

【主な内容】
序章 NPO活動を振り返る
第1章 われわれは何を得て何を失ったのか
第2章 「豊かさ」を問い直してみる
第3章 「働き盛り」の人生に問いかける
第4章 これからの仕事環境とチャレンジ
第5章 ドラッカーに学んでみる
第6章 NPOが拓く新しい世界
終章 「真の豊かさ」への道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流竜会

17
経営学博士としても、元企業人の研究者・講演者としても著名な島田さんの近著です。ポン友に勧められて読了しました。「NPO団体」の方に向けたメッセージと取られるかもしれませんが、全く違う内容に感嘆しました。ポン友が何故私に勧めたのかも理解出来ました。本作は、広く社会人、特にある程度社会経験を積んだ方々に向けられています。「真の豊かさ」は人生のタテ軸のみならず、ヨコ軸とのバランスにある事を、先達の比較的新しい言葉や事例を出して解りやすく語られています。表紙の2本のレールは、人生の多元性を表しているんですね。r2015/03/01

wearnotequal

5
NPO活動紹介を切り口に豊かに生きるためについて説く。仕事以外の時間をいかに過ごすか?ぶれない信念をタテ軸として、NPOなど同じ志を持つ仲間との活動をヨコ軸として充実した時を過ごせる。参考になった。2015/03/24

きよにやコータロー

4
今の仕事領域について学習してみた。こんなにも非営利法人NPOが台頭する時代へと゛変化する事はなかなか予見出来ないが、ドラッカーを読んで来ていて理解に役立った!。未だNPOへ関心が無い人向けに書いてみた。。。

たこ焼き

2
いかなる人間も所属欲求がある(認められないことに対する恐怖があるからである)私が私のために存在していないのだとすれば、だれが私のために存在するのか。もし私がただ私のために存在するのであれば、私とは何者であろうか。貢献無くして自分はない。情けは人のためならず、徹底的に己のためである。日本人は自分の行動が所属する社会や組織のなかでどのように移るかが決定の根拠になる。大衆は自分の責任に対して鈍感で、誰かのせいにする。人間として自分がいかにいきるべきか、という不安感は毎日の型のような活動、個人的または社会的な関係2016/08/07

Hiroya Fujii

2
パソナ岡山主催で、著者の島田先生の講義をきく機会を頂き、事前に著作も読ませて頂きました。ドラッカーの本を引用しながらのNPO論から、人間としてのあり方に迫る展開に引き込まれた。世の中を構成する行政、企業、NPOの三組織がバランスよく各々の役割を果たすこと。日本的経営の光と影、「あまりにも経済」な世相と山積の社会課題。民間の非営利組織に身をおく立場から、なすべきこと、自分の中の縦軸と横軸を見直すよい機会にしたい。 紹介頂いた隈河さん、ありがとうございました!2015/10/13

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