内容説明
自在に銃器を生み出せる「銃使い」の能力に目覚めた高校生リュウザ。GEA(国家特別銃取締局)の追撃をかわし、そして出会った、銃使いによるレジスタンス組織、アフリカン・ゲーム・カートリッジズに――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Dai(ダイ)
14
自由に銃を空間から取り出せる能力を身につけてしまった主人公。荒唐無稽もここまでやればいっそ清々しい。銃撃シーンは迫力あり引き込まれる。続きがとても気になるが1冊で完結してるようなので、別の本を「ヤングガンなんたら…」を読んでみようか。2014/06/23
nyapoona
3
深見真のデビュー作。多元世界から銃を引っ張ってくるとかバイオ工学が発展しているとかそういうSF的ガジェットが全て「同性愛者がガンアクションする」ために使われている贅沢さ。百合!薔薇!暴力!の三要素しかなくて本当に最高だった。2015/06/07
夏
3
血と暴力と数えきれない銃弾にまみれてる。けど、それにまみれて愛があった。作品のアウトローな空気に惹かれて読んでいるのも確かなのだけれど、それ以上に誰かを信じたり、誰かに惹かれたり、好かれたり、そういう人間の真っ当な感情が描かれているところがとても魅力的。むしろ真っ当なことを言うために暴力を描いているという印象。なので自分からは遠い世界の銃撃戦を見ているはずなのに、登場人物たちの感覚をすごく身近に感じられてサクサク楽しめた。2009/09/22
ve
2
深見真ォ!って作品だった。黒い憎悪を小説に昇華してるようにみせかけて、たまにチラッとはみ出してる作風はとても好ましい。あとレズ描写はシンプルに性癖だと思う。2020/04/07
gentleyellow
2
デビュー作だそうで。銃とレズと虚無感と殺伐。先生何一つ変わってないじゃないですか。もうなんかすごいっすね。この人の作品は何をみても「この人はこれでいいのだ」という納得しかない。一貫しているし、完成している。2015/06/18
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