内容説明
「さっさとここを出て、帰るぞ、アムリタ。魔法と……戦いの日々に!」 かつて東京のストリートで最強を誇った伝説の魔法使い集団≪ワイズクラック≫。その中心メンバーだった天才魔法使い・桜田志藤は、当局による軟禁からの脱走を試みる。現代魔法史上最悪の騒乱『パンドラ事件』を引き起こし、≪ワイズ≫解散の元凶ともなった裏切り者・久瀬アキラへ至る有力な手掛かりをついに見つけたのだ。「仕方のない契約主ですね」 「勝手に無茶しないでよね!」 お伴の魔法生物・アムリタと、監視役の天才少女保安官・雪近に挟まれつつ、かつての盟友を追う志藤。伝説が甦り、東京は震撼する! アウトサイド・マジカルアクション、開幕!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
11
「さあ、帰るぞ、魔法と戦いの日々に!」魔法!魔法!!魔法!!!いやーたくさんの魔法が出てきて面白かった。途中、「あれ?この魔法ってなんだったけ?」と思うほどたくさんの魔法が出てたね。個人的には<拡張肢>がお気に入り、あれ、使い勝手が良さそうだよね。あーでも<パラベラム>もいいなー。まあ、そんな感じで魔法が沢山出て読んでて想像力が湧きたてられるいい本でした。星3つ【⭐️⭐️⭐️】2015/02/12
晦夢
6
まあまあ。主人公に制約つけるのは分かるんだが、なかなかきつくてそれが窮屈に感じた。こういう昔有名だった系は大好きなんだが、いまいちそれを生かしきれてない感。宮子は凄くいい。敵の変わり様がすごすぎて笑えるレベル。2014/12/15
真白優樹
4
東京を舞台にかつての伝説の少年が仲間達と共に駆け回り色々なものを取り戻していく物語。・・・これは中々いい物語。特に東京という現実の場所を舞台としたことで更に面白さにスパイスが加わっている。また志藤、雪近、アムリタといった主役の三人も中々良く、かつての仲間達を含むサブキャラも中々いい味を出している。戦闘要素も中々よく、アクションとしても中々良いレベル。 これは面白い、ぜひとも長続きしてほしい。次巻も楽しみである。2014/12/13
niz001
2
ああ、掛け合いが少ない…。代わりに燃えるけど。前作から続けて読むと、「で、花菱さんはまだでてこないの?」と思ってしまった。2017/02/08
suisen
1
★★★ 面白かったけどなんか物足りないというか淡々と話が進んでいった感じ。ヒロインたちの主人との信頼関係ががすでに出来上がっているわりに、そこいいたるまでの過程が省かれている。また、かつての仲間たちの活躍が目立ち、メインヒロインである雪近とアムリタの印象が薄い。いずれにせよ2巻の掘り下げに期待。 それにしてもアムリタと雪近の凸凹コンビっぷりがかわいらしい。この調子で志藤をもっと振り回して欲しい。2015/03/21