内容説明
家族が笑うとボクも笑う。そんな小さな笑いが唯一の救いだった。父と過ごすことで、私は日常を反芻しているのだと思う。重度くも膜下出血からの生還。家族の新しい“日常”のはじまり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
26
コータリさんの本と合わせて借りて読んだ。息子さんの闘病日記に、父親のコータリさんが感想を添えている。こんな風にしてやり取りが出来るって、本当にいい父子だなぁ、在宅介護を続けている理由の一つだと感動。この親にしてこの子あり、息子さんの文章もとても読みやすくて、病気や医療、制度や家族の家計状況など素直に書かれていた。2016/12/16
貧家ピー
4
くも膜下出血で倒れた父・神足裕司の看病を息子・祐太郎の目線で。妹の進学問題や病院選択決断など厳しい現実も。周囲の応援が暖かい。容器は同じようなものでも、給食と病院食の違いが「ワイワイ・ガヤガヤ」2014/11/09
チョビ
2
「恨ミシュラン」でサイバラに脅されていた男の子がいつの間に「チームコータリン」の番頭さんに。一応素人の部類ですが、そこは文筆家の父、元編集者の母を持つだけあって、若々しい気取りのない文章である。それゆえ、本来あるべき会社員としての自分が全うできないし、彼女とは大きなケンカをしたりなど、介護第一主義になってしまっているゆえの悩みも垣間見れる。そう、これは他人事ではないんですよ、という痛みを感じる。2014/12/26
arisaka
1
脳梗塞で倒れたコラムニストである父と、介護当事者になってしまった息子が語る介護日記。週刊SPA連載コラムを加筆修正、息子の文章に父が感想を添えるという構成で、神足さん、ここまで復活してきたんだなあと感慨深い。家族全員で支えるという意識が強く、神足さんは本当に幸福者だと思う。2014/12/07
しゅんぺい(笑)
1
著者たちを存じ上げていない状況で読んだからなのか、ほとんど内容が入ってこなかった。これ読むくらいなら、ほかの闘病日記を読んだほうがいいと思う。重いのか、軽いのかなんとも中途半端な本。2014/11/26
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