アイリウム

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アイリウム

  • 著者名:小出もと貴【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063883879

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内容説明

【無料試し読み閲覧期間2024/4/23~2024/5/6】
1錠飲めば1日分の記憶を飛ばすことができる薬、アイリウム。薬が効きはじめると、他人から見れば意識もあり普段通りの生活をしているように見えて、その間の記憶がまったくなくなってしまう。つまり、嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、その事を思い出すことなく日常生活が送れるのだ。記憶を薬でコントロールできるようになった時、その人の生はどんな彩りになるのか…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

249
こんな薬あったら面白いなぁと思いながら読んだけど、裏社会では暗躍しそうだなぁ。こういう時は刑法上心神喪失状態なのか?覚醒剤取締法違反なのかどうなるのか法学的な興味も出てきた。2017/06/02

しましまこ

14
明晰夢の薬がいいな。2019/01/12

まゆにゃ

9
奥さんの。先行入力な記憶喪失薬を軸としたオムニバス。…この説明じゃ良くわからんと思うけど。酒で記憶とんだ時のことを考えると、自分じゃとてもとても呑む気はしないかな。いっそ多数の作家に書かせても面白かったかもなんて思う。おっさんインディーズロッカーと娘の話がとても良かった。2014/12/21

貧家ピー

7
電子版にて。1錠飲むと1日分の記憶を飛ばすことが出来る薬ーアイリウムが普及している社会を描く。しんどい事、辛い事が起こることが分かっている前日に飲むと、行為は為されるがその記憶はない。嫌な記憶をスキップできるのは良さそうだが、各話の主人公は必ずしも幸せそうではない。記憶が人を作っている。2024/04/03

コリエル

6
1錠飲んだら一日分の記憶が吹っ飛ぶ薬の話。ちょっと飲み過ぎたら十年以上記憶消し飛ぶってヤバすぎてみんな誰かに薬盛って即行で社会崩壊するだろうなこれ。ヤバさしかない薬の設定だが、それに甘んじないで戦う物語も挿入してあるのは良かった。2023/05/08

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