人工精霊タルパちゃん

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人工精霊タルパちゃん

  • 著者名:ふみふみこ【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2014/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063378016

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内容説明

この作品中のタルパとは、何もないところから作り出す、会話のできる架空人物・キャラクターのこと。妄想では自分で考えないと会話できないけど、訓練してタルパを作り出せば、他人と会話しているような会話ができ、その姿を見ることもできる。オムニバスで描くタルパちゃんたちとは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あずま

4
愚痴を聴いてくれる相手が欲しい気持ちはよくわかるなあ…愚痴を言ってる自分が相手に性格悪いとか思われてたらやだなとか気になってしまうから。どのタルパちゃんの誕生理由もエピソードも共感できたし、見た目が可愛らしかった。探し物タルパちゃんの「お役に立てずすみません!」かわいい。2014/12/02

つばぶぅ

3
タルパとは、所謂脳内彼氏彼女、脳内フレンド、ペットなどを具現化させて自由に会話できるまで進化させてしまうチベット密教の秘奥義である。うん、悲しい。後半でそれぞれの続きが見れてほっこりはするのだが、悲しい。人型を作ってしまった人たちがもう…。そして、それだけ苦しい人の世の中なんて…。2014/10/14

プロムナード

2
想像の産物をつくりだす人間の心情をさらっと描くところはふみふみこらしかったですが、期待してたよりあっさり風味でした。2020/10/04

みきこ

2
始めは、今回は軽めの短編かーと思ってたら後半でその後の話が出てきたのが良かった。人間関係の煩わしさや悲しさや色々あるけど・・それでもなんとかなるもんで、タルパが居ても居なくても結局はなんとかなっちゃうよねって思った話でした。2014/10/14

片桐安十郎

2
凄いホッコリする短編集でした。 でも最終話のタルパを消すタルパってのが自分の妄想で作り出したものを他人の妄想が消すってどういう事?とは思いましたけど変な気構えなく気分よく読めたので個人的には満足です。2014/10/12

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