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内容説明
美貌、財産、優しい夫と可愛い子供たち。ご存じ、全てを手に入れたゴージャスマダム・月光寺蘭子さんの周りで起こる事件簿の第13弾です。今回は、十蘭の恋人で、蘭子さんの好敵手・藤原貴子さんの長女の百合子ちゃんが危機に陥るお話がひとつ。そして、嵐士の切ない思いジーンとくる蘭奈との思い出話や、またしても殺人事件(？)が起きる、三羽烏の旅などの傑作を収録しました。蘭子さん大活躍(！？)するシリーズ13巻をお見逃しなく！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
10
相変わらず蘭子さんは忘れているようだが、少女時代に蘭子さんの親にお世話になったという浦見夫人が登場。蘭子さんがお嬢さまで自分が居候だったことを逆恨みして、蘭子さんに嫌がらせをしようと付け狙う。多分今後も登場するでしょう。でも蘭子さんの実家って、貧乏貴族だったのでは？嵐士の幸福観・家族観がうかがい知れる話と、藤原さん、杉浦さんと蘭子さんの３人旅の話も面白かった。2021/01/10
まりもん
8
LINEマンガで読了。浦見で嫌な気持ちになった。こういう人達はいるよなぁ。藤原さんと杉浦さんとの3人旅は事件がセットだけどこっちの話の方が好き。2023/10/22
あめりこ
5
楽しゅうございました。蘭子さんの育ちがよすぎる？がゆえのぽ～っとしたところに癒されます。2013/08/22
夜の女王
4
☆☆☆ 『怨恨』『雪兎』と浦見さんシリーズ。“人の不幸は蜜の味”を地で行ってる浦見さんが“人を呪わば穴二つ”となる話。蘭子さんは“さわらぬ神に祟りなし”。「自分の欲望が通らなかったときに差別という言葉を使う」名言！！百合子は藤原さんの面食いに救われ、蘭子さんはおめでた。メデタシ。『三羽烏』蘭子さんと藤原さんと杉浦さんと温泉へ。三人寄ると殺人！？もとい、事件がある。某国が北海道の水源を買い捲っているという記事がネタの話。2014/03/30
bookish
4
自分の欲望が通らなかったときに差別という言葉を使う人間がいる。2014/01/26
