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内容説明
4コマ史上に残る名作「中央モノローグ線」に続く物語。三十路を機に東京中野から岩手県遠野市へと引っ越した自由業なのかの東北見聞録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イチイ
16
2年間限定で岩手県遠野市に移住してみたイラストレーターと、そのまわりの人々の日常を描いた連作4コママンガ。「◯◯です。今日は××です」というパターンばかりで、四季の移り変わりを描いているにも関わらず単調で読むのが辛かった。高校を卒業して地元に残った女性、仙台で10年働き地元に帰ってきた女性、座敷童子と色々な立場のキャラクターを描くなど工夫はされているのだが。自宅で仕事するイラストレーターが中心で、人と関わらずモノローグばかりなのが原因かも。地方に2年だけ住むというアイデアは面白かったので残念。2020/08/04
かすくり
8
前作以上になのかが主人公な4コマ作品。まぁ広い意味ではちゃんとオチが付いてる4コマ漫画なのだが、全体に漂う不思議な寂しさがたまらない。自嘲系とも言えるかも知れない。日本には無数にある小規模な地方都市で、ちょっと東北っぽさも味わいつつ、それでもどことなく漂うさみしさが味わい深いマンガだ。2011/07/02
kemuta
7
座敷童が可愛い。渾身の力で仕事を呼び込んだのに、カッパと勘違いされるとは( T_T)\(^-^ )かわいそうでした。2011/05/28
monkey
4
5年後・10年後には同じものは描けないだろうという、王子のマンガ家としての現時点の感性の集大成。ありがとね、河童さん。2012/09/06
YS-56
4
今の遠野の1年が1冊に凝縮されてます。住んだらそんな感じなんだと何となく思えたならば、この本の勝利なんでしょう。良いモノがたりでした。2011/05/30