ルルル文庫<br> 音狩り魔女の綺想曲

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ルルル文庫
音狩り魔女の綺想曲

  • 著者名:斉藤百伽【著】/風都ノリ【イラスト】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 小学館(2014/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094522730

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内容説明

音楽好き変人王子が音狩り魔女を愛で捕縛?

迫害・弾圧されてきた魔女の末裔であるリュリには、今や「音狩りの魔力」しか残されていない。小鳥のさえずりや教会の鐘の音などを小箱に詰めて売って暮らしてきた。
 だがある日怪しい男に怪しい罠で捕らえられ、着いた先は王城。罠を仕掛けた男の正体は実は、音楽大好きの変わり者王子ユトだった…!
 ユトはリュリを理想の楽器扱いして、いきなり「俺の妃になれ」と的外れなプロポーズ!? 大事な音の小箱をタテに取られたリュリは仕方なくお妃教育を受けるハメになり…!?
 ユトは姉姫のエオリアに公務を押しつけ、楽器収集や作曲に日々勤しんでいた。そんな中、エオリア主催で隣国からの使者を歓迎する夜会が開かれ、リュリとユトは楽師に扮装して演奏を披露することになる。そして知ってしまった隣国の陰謀…!
 恋と冒険のフーガ、お楽しみに!!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

U

9
王妃様がかっこよかった… リュリはお人好しだなあ(笑)姉王女で大丈夫か……彼女はもうちょっと痛い目みるべきなんじゃ……と思いつつ、なんとなく全体的にかわいく楽しい話でした。音箱オケがすてき。2014/02/16

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

8
「音を狩る」能力を持つ魔女と音楽好きの変人王子♪主人公たちからして綺想だとおもった。こーゆう変わり者同士ってとろとろ変化なく中盤まで読むのもとろくなってしまった。けど、あとから急に登場人物が動くことによって話が早くなるのがまるで曲のようだった。魔女いうのは赤か黒の髪。そして、不思議な力を持つことで異端とされることが多いけど、リュリのような魔女がいればハッピーエンドにもなる♪2014/05/16

でんか

7
蔵書整理で再読中。ううむ、ふつう。本としては読みやすい。ヒロインは割と勝気なツンツン。たぶんツンデレ。ヒーローは、無自覚なたらし。物語の前半、ヒーローが語らぬ人なので参った。ヒロインは、半ば人さらいのようにヒーローに城に連れてこられるので、扱いのひどさに腹を立てながら読んでたら、そのうちだんだんコミュニケーションとれてきて話が見えてきました。そのうち好きになってきて、かわいらしいカップルになったので良しとしよう。しかし、わるいことしたひと(姉&父)にナニかそれなりにあってもよかったのではないかと思ったよ。2017/10/24

まろりん

6
音を魔女が小箱に閉じ込めるという設定が児童文学ぽくてほんわりとしたお話。気に入った音を閉じ込めるという習性が後半でとんでもない事になったのはちょっとニンマリしましたwチェンバロとか音の小箱のオケとか小説なので聴けないのが勿体ないですね。姉とヴィークも敵なんだか味方なんだか最後までわからなくて、そのあたりにスリルをほんのちょっとおき、諸問題はちゃんと着地させながらも、メインカップルのほんわり恋愛も味わえて良い読み切りでした(*´ω`*)気持ちを自覚していく過程は良かった。2014/02/03

眞墨

6
音を小箱に、とか変人王子とか「ここで歌おうかと」王女とかw あと尻に敷かれてる?あの人とかw 設定も筋が通っていて面白かったです。音の視覚化からの「魔女的」な感じも好きですねー。二人の気持ちが動いていくポイントがツボでした。2014/02/01

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