内容説明
ぼくが初めてオルオラネ爺さんに会ったのは、
初雪が降ったある冬の晩のことだった。
酒好きな三匹の猫を連れ、もしゃもしゃっとした髪も、
長いあごひげもまっ白なその老人は猫たちを楽器のようにつま弾き、
美しい妙なる調べで、人々の心を魅了してゆく。
不思議な老人と猫をめぐる物語を抒情豊かに描きあげ、
夢枕獏の原点と称される、ロマンチックファンタジイ。
≪収録作≫
ねこひきのオルオラネ
天竺風鈴草
こころほし てんとう虫
年末ほろ酔い探偵団 1
年末ほろ酔い探偵団 2 -雪夜草の話-
ばく
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