内容説明
料理人で殺し屋の佐和は、幼い頃から自らの「バイロケーション」と和解していた。だが、ある殺人依頼をきっかけに、自らと同じ思考を持つはずの「バイロケーション」が不可解な行動を取るようになり……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
57
ややこしいわーー。バイロケーションがオリジナルから分離するだけでも、?が浮かぶのに、まだ増えますか。さらには、ハーフと。テーマは面白いし、ホラーなんだけど、基本的な設定を五月雨で増やしていくと、もはや何でもありの様相。想像力がついていけませんでした。2020/04/19
うまる
23
ドッペルゲンガーの上位版、バイロケーションの続編。前作とは違い、バイロケーションと共生している主人公の話。そのためドキドキ感は少なかったですが、前の話の補完的な要素があったので楽しめました。この本から読む人に優しい作りではないので、前作から読むことをオススメします。”バイロケーションは発生する度にオリジナルの記憶を継承するが、バイロケーションの記憶はオリジナルに吸収されない”このロジックがとても面白いと思うんだけど、もう書かないのかなぁ。2019/11/09
coco夏ko10角
23
『バイロケーション』の続編。前作はとても面白かったけど、今回はちょっと。前作と繋がってる部分も。いっそこの設定で違う舞台や時代の物語を見てみたい。2018/03/07
おかむー
23
『リライト』『リビジョン』の二作で気になってこの『バイロケーション』シリーズで改めて思ったのだけれど、この作家さんはシリーズもの書くと二作目がすごーく雑になる習性でもあるんだろうか?『もっとがんばりましょう』。一作目で設定したバイロケーションのあれこれが序盤からほぼ破綻して、もう完全に一部の記憶を共有してるだけの他人になってますがな。ラストもこれといったどんでん返しもなくこじつけっぽいタネ明かしにしか見えないしなぁ。映画公開にあわせてやっつけで書いたという印象ですごく残念な作品2014/01/04
miroku
21
表紙が悪い!と、怒りをあらわにするほど内容が良い♪オチのネタがちょっと後出しジャンケンっぽいのはアンフェアだけどね。2017/01/20
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