ルルル文庫<br> 猛獣姫の不機嫌な花婿

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ルルル文庫
猛獣姫の不機嫌な花婿

  • ISBN:9784094522693

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内容説明

「顔がいやらしい」皇太子と婚約なんて!?

 シュザリア帝国に臣従するマーツェル王グィードのひとり娘ロザレーナは、娘ラブの父に溺愛されてのびのび育ったおてんば娘。見た目は小柄で可愛らしく、ふわふわした兎みたい。ドレスを着て黙っていれば「すぐに気絶しそう」「口答えなんかしたことなさそう」なお姫様に見える。
 だが実際は勝気で、おとなしい令嬢たちとは気が合わず、貴族の子弟と外で遊び回る方が好き。気性が荒いと言われる雪獅子ユファエンも上手に乗りこなし、大の男でも持つのに苦労するという斧槍(ハルバード)を軽々と扱うバカ力の持ち主…
 一方、幼なじみのラディガーはフィベルデ大公国の公子で、直系の男子がいない祖父・皇帝アルフォンス五世に後継者として指名され、シュザリア帝国皇太子となった。
 超優秀な軍人で弓矢の名手でもあり、野性的な風貌で貴婦人たちとのロマンスの噂が絶えない。ロザレーナに言わせれば「顔がなんとなくいやらしい」。優しい従弟ハインツと三人で、幼い頃から仲良く育った。
 だがハインツが妖怪ヴァイネス退治で落命し、ハインツを慕っていたロザレーナが泣き暮らしていたところに、ラディガーとの結婚話が持ち上がり…!?

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

23
重い設定とか、ファンタジーな設定とか、入り込むのに少々時間がかかりますが、基本はおさななじみが大好きすぎるヒーローと、最初は敵と思ってたのにだんだん惹かれていくヒロインの王道ラブストーリーでよかったです。パパ好きだ。2015/10/17

フキノトウ

14
想像以上に甘々でした。純情で一途なラディガーの口説き文句・・・読んでいてちょっと恥ずかしくなりました^^;2014/03/26

U

11
ヒーローが健気不憫過ぎたので終盤でよかったね……という気持ちにすごくなりました。よかったね……。ハインツに関しては、わからなくはないけど、やっぱり酷いというか、勝手というか。せめてヒロインには自分から伝えてもよかったんじゃないかなあ。ルコルはめちゃくちゃかっこよかったです。ヒロインパパも愉快。2015/01/10

灯花

11
★★★★☆ 二人の心模様が変わっていくのが良かったです。ヒーローにはお疲れ様と言いたいかも。2014/04/09

凍矢

8
今回は前回とは全然違って、面白味のある作品でした。かなり笑いながら、読了しました。勇ましい主人公と、娘バカな父王、未だに○○な皇太子。この組み合わせが気に入ってます。猛獣姫と呼ばれたり、うさぎ姫と呼ばれたり。忙しい性格の主人公でした。2014/03/23

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