内容説明
第7回ライトノベル大賞優秀賞デビュー!
江国の王が乱心して五年。王をいさめた第一公主・玉華は、月華楼に幽閉されてしまう。だが近衛将軍・清鳳が反乱を起こして王を討ち取り、解放された玉華は女王として即位すると同時に、清鳳と政略結婚することになる。
玉華は幼い頃から自分の護衛官を務めてくれていた清鳳を心ひそかに慕っていたが、清鳳は玉華に、好きな男を後宮に迎えて世継ぎを作れと言う。清鳳と心を通わせることができず、慣れない政にもとまどううちに、北方に幽閉されていた異母弟・怜真の減刑願いが出されるが…。
重責に堪えかねる玉華をさらに襲う試練! 「女性であるからこそ造れる国」などあるのか!?
第7回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞&読者賞をW受賞。
受賞時のペンネーム塚原湊都から改名して、鮮烈デビューを飾ります!!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
25
きらんきらんの可愛らしい少女小説が、たまには読みたいなあと思って。思った通り、美少女と美青年と美少年と美魔女が登場する絢爛豪華なお話でした。じれったい二人の恋模様やら、わかりやすい黒幕捜しはさておき。良いお仕事小説であるなあと思いました。それまでは王女の立場で甘さと幼い正義感だけでの振る舞いを赦されていたヒロインが、大きな目を持って色々なものを見えるようになったこと呂尚書令がただの悪役じゃなくて、ちゃんと通ることは通す、そして正論をきちんと仕える良い大人だったところ、そういう王様としての成長が素晴らしい。2014/06/20
しゅてふぁん
19
安定感たっぷりの王道ストーリー。先の展開が読めて、全てがその通りだったけれど、それを求めて読んでいるのだから、それでいいのです(笑)2016/08/11
でんか
14
うーん、なほう。あらすじを読むと大体のことは分かる仕様。想定する範囲内でお話は進行します。そんな感じで割と良くある展開なので、あとはキャラ勝負かなあと思うのですが、特にこれということもなく。優等生的というか、描写自体がそんな感じです。文章も固いというか、こなれていないという感じ。ヒロインは姫君ですが、立ち回りが下手すぎて、さすがにもうちょっと賢くないといかん気はしますよ。 確かこれがデビュー作な新人さんであったので、次作に期待しつつ読了した感じ。 2017/12/10
フキノトウ
14
この二人、本当に焦れったかったー。でも、王道でしたが、おもしろかったです^^呂尚書令が、実があって素敵でした!2013/12/10
今夜は眠れない
10
恋愛の王道。政治話の絡まり具合も程良い。。それにしても じれったい展開。2017/04/27
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