表現者2013年7月1日 49号 アベノミクスは国家の経綸(ノミクス)たりうるか

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表現者2013年7月1日 49号 アベノミクスは国家の経綸(ノミクス)たりうるか


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内容説明

日銀の大胆な量的緩和によってアベノミクスの一本目の矢は放たれ円安と株高が進行しているが、機動的な財政出動、成長戦略という残りの二本の矢は何処へ飛んでいくのか。
結局のところ前者は赤字財政による「大きな政府」へ、そして後者は新自由主義と市場原理主義と規制緩和による「小さな政府」へと逆方向に飛んでいくであろう。
 TPP交渉の先行きも含めて、「美しい国」たるべき日本の国柄は破壊の一途を辿るのではないか。
アベノミクスの虚実と、歴史と伝統を突き崩す経綸なき市場主義への徹底した検証と批判を展開する。
[表現者2013年7月号掲載]