ガガガ文庫<br> RIGHT×LIGHT9~終わる宴と緑翼の宣告者~

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ガガガ文庫
RIGHT×LIGHT9~終わる宴と緑翼の宣告者~

  • ISBN:9784094512076

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内容説明

加速する魔法少女の恋心。決められない僕。
二学期から転入してきたアリッサも学生鞄にだいぶ馴染んできた9月下旬。放課後、黒板に書かれた文字をアリッサが凝視し、僕に体を寄せて囁く。「ねえねえ、ケースケ。サンヨウサイって何? 面白そうね」“傘陽祭”とは傘陽学園の学園祭。そろそろクラスの出し物を決めなければいけない時期にさしかかっていた。さまざまなアイディアが出されたなかで、アリッサの目を引いたのは「プラネタリウム」。「星空を創れるの? あたしプラネタリウム見てみたい!」教室中に響きわたったその願いの声が届くかのように、圧倒的多数の票を集めて出し物はプラネタリウムに決定した。「ケースケのおかげ。あたしは心からそう信じてるわよ?」アリッサは笑う。「だって好きな人のことを信じるのは、当たり前でしょ?」さらに突然、そう問われて、僕は戸惑い、目を逸らしてしまう―――。近頃アリッサは、こんな台詞を唐突に言う。僕の心拍数を跳ね上げる「好き」を繰り返す。これはきちんと答えを返さなければいけない「好き」だ。でも僕はまだ返事をする言葉が見つけられない。もう一人、僕に同じ気持ちの言葉をくれた人――友月未由がいるから……。

世界破局的大展開の魔法物語第9巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ウラー

4
面白かった。みんなを幸せにしようとして、孤独な幸福な夢を見せ続ける盲目の少女。彼女に本当の幸せのあり方を、文化祭のバンドの音楽を通して伝えるという展開は、王道ど真ん中で胸に響いた。さらにそこからの最悪の始まり続きを読みたくさせる。2014/10/26

カインズ

4
【桃色と嵐】冬上とツグミのコンビには勝てる気がしない。このシリーズでは、珍しい明るい展開に頬が緩んだ。啓介の周りが順調に女子で埋め尽くされてますな。ツグミのキャラも上手い具合に立っていて良い感じ。友月さんは、なんだか妖しい色気が出てます。後半は、今まで影が薄かった宮島と山崎にも焦点が当たっていた。展開こそありがちであるものの、アリッサの幸せについての考え方は、好感が持てる。2011/08/14

ちゃか

3
前半が文化祭の準備とずいぶん日常の話をやるなぁ、といった感じです。まぁ、不穏な伏線があからさまに張られていたんですが。後半の追い込まれっぷりとのギャップがすごかった。2012/11/11

コリ

3
前半のラブコメだけでかなりお腹一杯。未由とアリッサが可愛いすぎる。そして後半はそれ以上のインパクトだった!啓介どうなる?!次巻も楽しみ楽しみ。2010/11/20

晦夢

2
やはり面白い。中盤までは日常。終盤一気に話が動く。怒涛の展開。今回は陽名ちゃんの本領が発揮されてて可愛かった。何も選べない啓介は何を守れるのだろうか…。2013/07/17

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