ルルル文庫<br> 天の花嫁

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ルルル文庫
天の花嫁

  • ISBN:9784094522051

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内容説明

禁断の山を登った杏麗が出逢ったのは!?

その山を登ると、帰って来られないという伝説のある竜成山。病気の母親を抱える杏麗は、その花を食べるとたちどころに病が治るという伝説の明蓮花を取りに竜成山へと旅に出る。しかし、そこで杏麗は、見てはならないものを見てしまい、人間界から天界へと連れ去られる。さらには天帝の息子と結婚し、子をなさなくてはならなくなったのだ。
母の病気を治すどころか、まさか天界へと嫁ぐことになるとは・・・!?
天界と地上に残してきた母との狭間で、引き裂かれる思いの杏麗。しかし、天帝の息子・青遼の苦しみの過去と、杏麗への優しさに触れるたびに、どんどん青遼に惹かれていく。やがて妻となることを受け入れはじめるのだが、そんな時、母が重篤な状態に!?杏麗は、どうすればいいの・・・!?
大人気!葵木あんね、天界ファンタジーで登場!!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

22
シリーズとは銘打ってないけど、この作家さんの中華天帝ものファンタジーの一冊ですね。ヒーローのデレっぷりが急すぎる気がしましたが、最終的には良かったです。2016/07/18

陸抗

21
母親の病気を治すため、伝説の明連花を探しに出かける杏麗。天人の青遼と最悪な出会いをしてしまい、天界の掟で結婚することに。天界の仕組みに振り回される杏麗だけど、実は青遼も同じように振り回されてたのかも。打ち解けてからの距離が急激に縮まったのも気になるけれど、ラストの後、青遼は杏麗の実家でお世話になるのかと勘ぐってしまった。2022/01/01

あさらん

16
コミカライズの方を先に読んで気になったので。コミカライズを読んだとき「はしょってるなあ」感があって、嫌いあってたのにいつ好きになったのがよくわからず性急だなと思ったら、原作してからそうだったのか。残念。もっとそこ読みたかった。天界の描写は文で読んで想像するせいかこちらのほうが美しく感じる。こんな天界なら行ってみたい!2014/10/18

太郎

10
表紙に惹かれて購入。青遼が良い人過ぎて可哀想になってきた。ラストは読めていたがそれはそれで良い。しかし、主人公達の仲が何だか急に近づきすぎて途中放っていかれた感と、みんな良い人過ぎて盛り上がりに欠けていた気がする。この手のラストはよくあるがその後凄く苦労するのが目に見えてる為、めでたし…じゃないよね!?と思ってしまう私はおばちゃん?2011/10/28

U

9
こ、こんなに地の文スカスカの人だったかしら? ちょっとびっくりしましたが、なかなか楽しめました。どっちの苛々も分かるなあ、というか。裸観たら即結婚、っていう掟が一番悪いと思うの。兄弟ズが出てこなかったので、ちょっと気になる。あんまり良さそうではないけれど、ひとり二人くらいは仲の良いひとがいたらいいな……ってでも人になっちゃったのか……。天帝は結構青遼のお母さんに惚れていたのかな。しかしだとしたら天后の横で言っていいのかそれは。強い。2011/10/29

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