内容説明
人気コミックを著者自ら書き下ろした小説版
囚われの身となったザナンザの命と引き替えに、殺人の証拠品を要求されたカイルはためらいなく応じる。そのことを知ったザナンザは自ら死を選ぶが…!? 人気コミックを作者自ら書き下ろした小説版オリジナル。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
25
小説。後半戦。このときから、ユーリの出現は予言されていたのですね。とりあえず、ひと段落。打倒ナキア皇后には、まだまだ時間がかかります。ザナンザ殿下が、独り立ちできて、よかった。ザナンザ殿下の成長物語。2019/03/10
まるる
20
カイル14歳だよね?一国の皇帝になる人は子供の頃からスゴイんだなぁ。ザナンザくん少しは逞しくなったようで良かった。2014/10/20
johnta_rou
15
外伝続編。ザナンザ皇子の身柄と証拠の隠滅が交わされ、ナキア妃は自身の思惑通り正妃・皇妃(タワナアンナ)として立皇してしまう。彼女のねっとりが恐ろしい(´д`|||)ナキア皇妃の陰謀によりカネシュの暴動鎮圧に向かったカイル皇子。一方、ザナンザ皇子はナキア皇妃の証拠探しに動く。「カイル殿下と肩を並べる帝国の双璧に…」カトゥワーっ!ザナンザ皇子が双璧として踏み出した大きな一歩に拍手!!ラストでちょっぴりカッシュ登場!懐かしくてコミック全巻読んでしまったw2016/06/05
ちゃちゃ
11
結末は分かっていても,やっぱりどきどきしてしまいますなあ。みんな頑張ってる。皇妃は頑張りすぎ・・・。2014/01/26
綾乃
10
シリーズ2冊目。 ヒンティ暗殺の証拠と側近の神官の存在に近づき、囚われの身となったザナンザを助けるため証拠を失ってしまったカイル達。 さらに次の皇妃と目されていたカイルの叔母・シャリアが暗殺の疑いをかけられ自死、ナキアが3人目の皇妃として立后、その直後に主要都市カネシュでの暴動の鎮圧にカイルとザナンザが向かうこととなった今回。 カイルの機転はさすがと思うが、常に後ろに控えていたザナンザが側近の死や兄を知事にしないため、カネシュ知事として奮い立つ姿が印象的だった。 ラストに後の3隊長・カッシュが登場。2023/02/14
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