ルルル文庫<br> 恋する天女と四人の花婿

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ルルル文庫
恋する天女と四人の花婿

  • ISBN:9784094522433

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内容説明

神と人間との恋模様短編集!!

逆ナンされ、野山で押し倒され、生贄にされ、初夜はすっぽかされ…!?
政略結婚に押しかけ婚…花婿もラクじゃない!?

母親の熱心な婚活のせいで、秋鳳は天帝たる玉皇大帝の夫に選ばれてしまった。天帝の座につく以前、蝶霞は楽器が不得手な、勝ち気で美しい少女だった。かつて秋鳳は蝶霞に琴を教えたことがあったが、その後は距離をおいていたのだ…
政略結婚に振り回される花神、お嬢様に逆ナンされる獄卒、女神を診察する美形医師、美食と引き替えに特訓を授ける舞師などなど、人間・仙人・天女に神人入り乱れての恋模様四編!!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

23
人物紹介にヒーローだけ、しかも4人もいて面食らったのですが、4編の短編集でした。どれも面白かったですが、ヒーローは地獄の獄卒・雄牙が、ヒロインは鍋姫さまと婆やが、お話としては最後の雛妓の舞の練習のが切なくて良かったです。2015/10/17

ぐっち

13
再読。ルルル文庫には珍しく4本の短編集。やっぱり鍋姫さまが一番可愛いかなと思います。2016/04/02

まりい

5
この作者さん、やっぱり短編がお上手だなあと思いました(コバルトのはるおかさんと同一人物、でいいんですよね?)。ヒーローの心境やちょっとした言い回しなど、いつもすこーしづつかぶっているのに読むたびに面白いと感じられるのが不思議(笑)。気軽に糖分補給できる、可愛らしい作品でした。2番目のお話がいちばんお気に入りです。2013/01/24

いちご大福

5
短編が4本。最初の2本は前作の番外編ぽい感じで、前作を読み返したくなりました。一番好きなのは、2本目の獄卒ヒーローと余命幾ばくもないヒロインのお話。外見で周囲にびくつかれるけど、実は可愛いところのあるヒーローって好き。それにしても、総じて親が酷い…。2013/01/17

あき

5
今回は4人の主人公がいる短編集でした。雄牙と夏麟の話が私の中ではお気に入りです。あと何日かの命、という設定が涙を誘います。普段は誰もが恐れる獄卒が、夏麟と出会うことで変わっていく姿が感動でした。最後は幸せになってよかった!どのお話もろくでもない親ばかりでしたね。夏麟の親は反対にいい親でしたが(笑)さらさら読めてよかったです。2013/01/01

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