- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
内容説明
身体への働きかけは、発達への近道。感覚運動アプローチの第一人者が語る「発達の仕組み」と今日からできる「発達援助の具体策」。
目次
第1章 知っておくと便利!五感+二覚(感覚調整障害というのがある;運動行為機能の問題というのがある;不器用かどうかを見るのは大事;子どもの身体をよく見よう;なぜ身体の問題は注目されないのか? ほか)
第2章 支援のはなし感覚統合アプローチ(運動行為機能に関する問題とその問題への対応;感覚統合療法の効果;感覚調整障害への対応)
著者等紹介
岩永竜一郎[イワナガリョウイチロウ]
作業療法士・医学博士。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻。理学・作業療法学講座准教授。現在は長崎大学医学部付属病院等で臨床に携わる。その一方で、研究者として、支援者として、そしてアスペルガーの息子を持つ自閉っ子の父として、発達に遅れ・偏りのある人々のための感覚運動アプローチを広めている。日本感覚統合学会理事、長崎県自閉症協会高機能部部長、認定作業療法士(作業療法士協会認定)、感覚統合認定講師(日本感覚統合学会認定)、特別支援教育士スーパーバイザー(LD学会認定)、自閉症スペクトラム支援士・エキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっちょむ
5
分かりやすい感覚統合の本でした。 こういう本こそ学校の先生には必ず必須として読んで欲しい。 私も関わる子どもに良い支援が出来るように精進しようと心を引き締められた本。2013/06/04
丸坊主
4
『自閉っ子の心身をラクにしよう!』と併せて読むと理解が深まる気がします。今まで、感覚統合については自分じゃない誰かがやるもの、という認識でした。一支援員として恥ずかしいし、もう関われない利用者さんの手助けになったかも…と後悔しています。悔やんでばかりもいられないので、今からでもこの視点を生かしていきます。2015/07/08
ショコラふう❁ぽこあぽこ
2
作業療法で受けてきた数々のセラピーがこの本を読んだ事によってどういった意味合いがあったのかストンと理解する事が出来た。また感覚統合アプローチ等 アハ体験する事が出来思わず なるほどな!と手を打ったほど。今後の支援に100%役立つ知識を得れた事嬉しく思う。読んで良かったです。2015/07/15
ももたろう
2
自閉症、感覚統合理論の入門書として最適な一冊。 感覚調整障害とプラクシスの障がいの二つに大きく分け、それぞれが具体的にどういった問題につながるのか、事例や当事者の証言などを交えながら分かりやすく伝えられていてとても学びが大きい一冊。この本を読んで、より専門的に学びたいと思ったら、同じ著者の「感覚・運動アプローチ」に進んでいこう。 感覚の問題が姿勢、書字、運動(体育の時間)、不器用さなどの問題につながるだけでなく、それが心理面や社会性などの問題へとつながっていくことがよく分かった。具体的支援については、以下2015/02/08
えび☆
2
★★★★☆ 自分が目指す未来像に感覚統合のスキルは絶対に必要ではないかと思う。子ども一人一人の目線に敏感でありたい。必読本でした!!2014/03/28