出版社内容情報
秋の星空は、まず四辺形を見つけるところから。王家の星座や水に関する星座を中心に、美しい写真で解説します。最後は全天に見える星座を一堂に。本書を片手に、星降る夜に出かけましょう。
野崎洋子/文 中西昭雄/写真
小学校中学年から
内容説明
現役プラネタリウム解説者と、日本を代表する天体写真家による世界で一番やさしい星座解説の本。
著者等紹介
野崎洋子[ノザキヨウコ]
三重県出身。天文展示の企画制作やプラネタリウム施設を経験したのち、1994年から緑に囲まれた東大和市立郷土博物館で、天文担当として着任。番組制作も手がける。子どもから大人まで、訪れた人に合わせた変幻自在の声が評判。天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」ver.7~ver.10(アストロアーツ)に収録されている、プラネタリウム解説「春の星空」「月の見立て」を担当した。小学校などにも天文のお話をしに出かける
中西昭雄[ナカニシアキオ]
日本を代表する天体写真家であり、微弱光撮影装置のエンジニア。(有)ナカニシイメージラボ代表取締役。1964年、東京都板橋区に生まれ育つ。小学校5年生から宇宙に興味を持ち、中学生から天体写真を始める。現在はデジタルカメラによる星空写真や都市星景写真、冷却CCDカメラを用いたディープスカイの撮影を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
73
ほんとに。プラネタリウムを読んでる感じです。 思えば、子供の時プラネタリウムを見て一番わくわくしたのは、夕焼けから空が暗くなっていくシーンでした。2021/10/20
のえる
71
図書館本。 Twitterで紹介されてて気になった本。 プラネタリウム解説者と天体写真家による星座解説の本🌟秋バージョン🍁 実りの季節。秋の夕日はつるべ落とし。 月の満ち欠け、秋の四辺形からさがす秋の星たち。 イイ意味で睡魔に襲われるような、ゆったり嗜む読書だった。2022/09/23
らん
22
空を見上げると星空が眺められる人はこの本を片手に星座を楽しめると思う。今私がいる場所からはこんなに星空が綺麗に見えないけどプラネタリウムを眺める気分で楽しみました☆次に素晴らしい星空を眺めれる機会があったら、カシオペヤ座、北極星、秋の四辺形、ポセイドンに仕えていたという化けくじらの星座は見つけられるかも!カシオペヤ座から真北にある北極星が北の方角…もし森で遭難したら思い出そう。2022/10/11
遠い日
13
「よむプラネタリム」シリーズ。秋の空をナビゲートしてくれることばがとっても心地いい。ゆったりと見上げる秋の夜の空。季節らしく月の案内から入っていく。あいかわらず、補助の線なくしては星座を認識できないけれど、月のない空の満天の星が美しい。星団、星雲はなぜこんなにカッコいいのでしょう。流星群は空のイベントのよう。2017/04/30
MOTO
8
美しい季節ですが、日暮れると一気に寒さが厳しくなるので、最近はゆっくり夜空を眺める事が無くなったなぁ、なんて思いを馳せつつ。本当にプラネタリウムをのんびり眺めている様にリラックスできた写真集?星解説書?いや、プラネタリウム本でした。一晩中夜空を眺めてる感が心地良かった。2022/11/05