内容説明
日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。独特の繊細優雅な文体により、浪漫溢れる世界を築いた泉鏡花。本巻では、代表的な作品を小説・戯曲と双方から鑑賞することができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠野
6
鮮やかに浮かび上がる色と香り。いつの間にか境界に立ち、取り込まれ、包み込まれていくような、流麗な文章。話し言葉のリズムの良さで、口に出せばまた心地良い。イメージしやすく、脳内で舞台が展開された。幻想色の強い作品が好みなので、鏡花はもう少し読んでみたいところ。2011/09/24
きおり
3
時間をかけて読んでしまったのでちょっと記憶が曖昧に…「歌行燈」はちゃんと読みこみたいですね。初めて読んだものだと「山吹」と「天守物語」が好きでした。「婦系図」をちゃんと読みたいのと、やっぱりまた全部しっかり読み返します。2011/05/09
なおこっか
2
『歌行燈』に「ぞっとするような、恍惚するような、」との一節がでてくるが、鏡花の小説は正にそれ。姫路の旅のお供に『天守物語』。(富姫の住まいは現在改修中)2011/09/20
朝霧玲一
2
作品によって、だいぶ雰囲気が違いますね。2011/01/17
はるか
1
解説で触れられていた、映画からの影響は詳しく知りたいかも。「天守物語」といい「歌行燈」といい、話の展開に思ったよりもエンタテインメント性があって、楽しんで読んだ。2013/09/16
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