内容説明
奇妙な事件の発端だった。東京・霞ヶ関の《合同行政ビル》内の会議室にある総理用の椅子に若い男の死体が座っていたのだ。持ち物の旅行バッグにあった折紙の白鳥は何を意味しているのか……。一医学徒の人体実験に端を発した殺人事件の背後には、三人の女の数奇な運命と、女の哀切な宿業が秘められていたのだ。旅情ただよう文体と奇抜なトリックが満喫できる“運命シリーズ第1作”!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コマンドー者
1
斉藤氏の70年代後半に出された運命シリーズの1作目。登場する女性達の複雑な人生模様とアリバイトリックが組み合わされた作品で、トリックやストーリーの読み応えからして、氏の作品群の中では傑作の部類に入る出来である。2026/01/24
ヨーコ・オクダ
1
電子書籍を購入。モーターボートでクルージングを楽しんでいた男の爆死事件。病気がちの娘の里親になりたいと申し出て来た内科医家族とのトラブル。旅行雑誌にユニークな投稿をするため、扮装しながら旅をしていた大学生の殺人事件。それぞれの事件は、悲しい過去を背負った3人の女性の運命によって、一所に引き寄せられてくる…。小説やから仕方ないんやろうけど、上手いことリンクし過ぎかなぁ。2時間ドラマにはもってこいの収拾のつけ方やね。2013/03/09




