ハーレクイン<br> 月下に咲くは恋の華

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ハーレクイン
月下に咲くは恋の華

  • ISBN:9784596916198

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内容説明

ある凄惨な事件で心身に傷を負い、故郷を飛び出したライラ。都会でひとり、本名を誰にも明かさず、類まれな美貌を冴えない服装に隠してひっそり暮らしていたが、そんなときにショーンと出会う――近代的なこの街で人間と共存している、ヴァンパイアのひとりだ。美しくも恐ろしい存在のはずなのに、ショーンといるとなぜか無性の安心感に包まれ、ライラはいつしか心癒やされていく。今ふたたび、過去の悪夢が背後に迫りつつあることなど知らず……。C・ハリスの〈トゥルーブラッド〉番外編とN・シンの未邦訳作品を、豪華収録!■新年を飾るにふさわしい豪華競演! テレビドラマ化もされて大人気のあの〈トゥルーブラッド〉の番外編と、ナリーニ・シンの幻の未邦訳作品を収録した、読み応え200%の極上ダーク・ロマンスをお届けします。どちらの作品の主人公たちも“普通ではない”壮絶な運命を背負っていて、そんな二人の恋は宿命と呼ぶより他ないほどドラマティック。1話目「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」は、ヴァンパイアが市民権を得て人間と共存する世界が舞台で、猟奇的なストーカーに狙われるライラと、数百年生き永らえてきたヴァンパイアのショーンのお話。2話目「漆黒の君主」は滅亡に追いやられた王国を舞台に、幼児期の記憶を消された王子マイカと、国を滅亡に追いやった男を父に持つリリアナのお話。どちらも、読み始めたら現実を忘れてしまうほどどっぷり浸れてしまう、太鼓判を押しておすすめできる作品です! ちなみに「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」の主人公ライラとショーンは、〈トゥルーブラッド〉第7話に登場しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

100
ブクログの献本でいただいて拝読。シャーレインハリス作、バンパイアもの「ダンサーズインザダーク」とナリーニシン作、大魔術師を父に持つリリアナ「漆黒の君主」。ちょっと苦手な分野だけど、手が止まるような表現はあまりなく。解説がないのが残念。できれば、解説でなぜこの2作を1冊にしたかの説明があると嬉しい。2015/01/23

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

83
『トゥルーブラッド』のシャーレイン・ハリスと『サイチェンジリング』シリーズのナリーニ・シンの競演。パラノーマルロマンスのヒットメーカーが描くダークロマンスは、最高傑作とは言えないまでも楽しめた。『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』は『トゥルーブラッド』のスピンオフ的作品。辛い過去を抱える女性がヴァンパイアとの恋で強く生きていく王道ストーリー。『漆黒の君主』は暴力とエロスに彩られた『オズの魔法使い』といった趣きのファンタジー。ただ、二人とも長篇で本領発揮するタイプだと実感。200頁程度の中篇ではやや窮屈な感じ。2015/10/09

とろぷり

9
「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」トゥルーブラッドのスピン。単独でも全く問題ないけれど、設定を知っている方がより深く楽しめると思う。いつもはないヒーロー視点があったので、ヴァンパイアの思考が読めて楽しかったw翻訳されていないトゥルーブラッド登場人物の短編・中編集が、こんな形で翻訳されていつか読めるといいな♪ 「漆黒の君主」は未読。ファンタジーだそうで…ちょっと積んでおく!(★3ダンサーズのみ)2015/02/02

ひまわり

8
「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」久しぶりの世界観楽しみました。TBのどこかに今作のH/H出てきてるんだっけ? 「漆黒の君主」ガチでファンタジー。今度読む。2015/01/09

wasabi

6
『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』と『漆黒の君主』の2話が収録されている。ブクログのお年玉献本企画に当選したもので、正月早々ありがたい。しかし、この作品を愛する方がいらっしゃるのならば、その方が当選されるべきだった。ダンサーズの方はヴァンパイアたる吸血鬼と心を通わす女性の話で、まだいくらか読めた。漆黒の方はいかんとも評しようがない。いずれも架空の世界において数奇な運命に翻弄される女性たちを主人公にしているが、これが外国では受け入れられるのかぁ。2015/02/01

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