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内容説明
日経ビジネスの名物人物記コラム「旗手たちのアリア」。
激動の時代に輝く人々の半生を綴ったこの連載の中でも、選りすぐりの20本を
「経営者編」として1冊にまとめました。
本書に登場するのは日本を率いるリーダーたち。
レストラン運営・俺の社長(元ブックオフコーポレーション会長)の坂本孝氏やローソン社長の玉塚元一氏、三越伊勢丹ホールディングス社長の大西洋氏、ライフネット生命保険会長の出口治明氏など20人。
カリスマとの対峙や骨肉の争い、仲間の造反、死の覚悟……。
その半生を紐解けば、想像を絶する苦悩と覚悟が垣間見えます。
それでも溢れんばかりの情熱と憤怒、悲しみを胸に秘め、人々を束ねて信じた道へ突き進む。
これまで描かれることのなかったリーダーたちの過酷な半生と素顔、その根底に宿る 「過剰」なほどの情熱を浮き彫りにしました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Micky
3
図書館で借りた本。本屋であればこのタイトルでは手に取らないでしょう。独特の感性を持った経営者を丁寧に取材している。経営者20人を取り上げており、通常この人数では一人一人の本当の姿がわからずつまらないことが多いが、今回は納得するものがあった。こういう構成の本の場合、あまり興味のない記事や経営者も目を通すことになる。ここがポイントで、今回は例えば兵庫県立美術館の簑館長などまず目にも止めない。しかし彼の経営者スタンス、発想など所謂美術館の利益無視の常識を覆してしまう。納得できました。2016/05/13
Kazuo Ebihara
2
2011年、震災直後に日経ビジネス誌で始まった 人物コラム「旗手たちのアリア」。 本書は、その中から経営者20名をセレクト。 激動の時代を生き抜いた彼らの生き様や、 心の内を丹念な取材を重ねて描いた。 山崎製パン社長、タカラトミー社長、一蘭社長、 黒木本店(百年の孤独)社長、武雄市長の章がピカイチ。 日本を代表する企業のリーダーに、 何で、英国のジェームズ・ダイソンがいるんだ。アリァ。 2015/01/31
つる
0
日経ビジネス連載の「旗手たちのアリア」の経営者関連の記事だけを再編集したもの。日経ビジネスの中ではこの連載が結構好きだったことやたまたま仕事中に関連記事を見つけたこともあり、読んでみた一冊。こうしてテーマ連載だけをみてみると、記事の対象となってる経営者の経歴や人柄、行動とそれを記す記者両方揃って初めていい記事ができるということがよく分かった。書く側と書かれる側双方のバランスが大事なんだろうなと。個人的に記事も中身も好きだったのは、辻芳樹(辻調グループ)、一條達也・千賀子(湯主一條)、高岡浩三(ネスレ)、蓑2015/01/12