オーバーラップ文庫<br> コズミックアライブ

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オーバーラップ文庫
コズミックアライブ

  • ISBN:9784865540253

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内容説明

『銀河のメモリーズ』――それは天才ハッカーから謎のジョブチェンジを遂げた音楽プロデューサーに集められた5人組アイドル。
「クラシック歌手希望の世界一可愛いアイドルオタク」桜ノ宮羽純(さくらのみやはすみ)を中心に、「謎のペットを飼育する美少女」「動画再生数が尋常じゃない美少女」「芸能界を揺るがす美少女」「出生に秘密がありすぎる美少女」とメンバーは超個性的。
しかも目標は「宇宙でライブ」すること……!
ごく普通の高校生だった井上草太は、突然彼女たちのマネージャーをすることになってしまう。
草太は密かに羽純に恋していたが、本当はアイドル嫌いなのだった!
ステージに青春をかける少女たちの、ハイテンション&最強ミラクルストーリー開幕(テイクオフ)!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いーたん

18
アイドルをメインテーマに描かれているのですが、全体的な展開やストーリーはよくある感じで、ストーリー自体に面白味はありませんでした。(ツマラナイ訳ではない)勢いで書いちゃった感満載のギャグやコメディは微妙だったし、登場人物たちも読者を惹きつけるほど魅力はまだ感じなかったし、かと言って続きが出るなら読んでみたいと思ってしまう。要するに、作品そのものと登場するアイドルユニット『銀河のメモリーズ』を読者が育てる部分もあるのかなぁーと思います。2015/03/16

椎名

8
はっきり言ってしまうと文章も稚拙で、ぶっ飛び過ぎていて綺麗な作りだとは言い難いのだが、アイドルへの情熱は確かに伝わってきて作者の書きたいこと、伝えたいことは間違いなく形にできたのかなと。地下アイドルのような原石を見守る気持ちで、いい一冊でしたと言いたい。恋愛推奨という部分が引っ掛かると言えば引っ掛かるのだが、誰かのためにという気持ちを学ぶというアイドルでありながら一人の女の子でしかないのだという正に裏側の視点、良くも悪くも現実的な厳しい目線も感じた。分岐点の前には必ず黄信号がある、はいい言葉ですね。2015/01/06

朝野青二/Aoi.

5
表紙の女の子たちやタイトルの表記、どこかで見たことあるツッコミどころ満載感につられて購入。二次元・三次元の実在アイドルのパロネタが随所に仕込まれててクスッと笑える。ろんぱ組ね、私も大好きです。文章力はあまりあるとは言えないし、悪い意味でラノベっぽさが強くて途中からちょっとげっそりしましたが、主人公の音楽に対する気持ちの強さみたいなのは一貫しているというか芯が通った感じで、そこは安定してたかなと思った。結構おもしろかったです。アイドルは正義だな。2015/01/04

ARiA

5
公式サイトの試し読みで、冒頭からいかにもな最近のラノベ文体だったので、読破するの辛いかも…と心配だったものの、思ったよりはすんなり読了。まぁ、やっぱり文体やフォント弄りに少し興を削がれたり、主人公の弄られ方が一部不快なレベルだったりはしたけれど。それでもアイドル愛は伝わったし、クライマックスの勢いには正直負けた。実在のメジャーアイドルのパロディをこれでもかと盛ってきたのは、作品世界のアイドル文化をわかりやすくする意味でも、単純に「知ってるとニヤリ」のポイントを増やす意味でも、悪くはないと思う。2014/12/28

彼方

4
理不尽で影響力のある姉に強制されて嫌いなアイドルのマネージャーをする事になった主人公、しかしその活動に触れていくうちに惹かれていく…王道アイドル作品。コメディな文章やトントン拍子な展開と荒削りな面が目立ちますがアイドルにかける情熱という点では良い作品でしたね、キャラクターも熱いものがあって好きではありますけど過去や境遇をあまり掘り下げずに勢いでどんどん進めてしまったのでそれほど感動できなかったのは残念。PVに特典と気合い入ったプロジェクトだったのに約2年音沙汰なしですか…まあ次巻出るなら読んでみようかな。2017/01/06

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