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内容説明
その戯れが熱を孕む一瞬
◆あらゆる禁忌を超越する、圧倒的な美がここにある。 岸虎次郎、渾身のエロティック作品集。
◆男子と男子。女子と女子。大人と子供。先生と生徒。 いつもの二人の関係が「動く」瞬間を、流麗なタッチで描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そばかす♪
25
タブーとされる恋愛物語。線なのに絵がきれいだからかな?嫌味なくサラッと読めた。でもこれは好き嫌いがはっきり分かれるだろうねぇ。2015/02/21
gelatin
24
★★★★ 「冗談だよ、バカだな」ってセリフ自体がそもそも色っぽくないですか?たぶんわたしが知りうる範囲でもっとも色っぽい。頬を接するような近さとか、相手を動揺させたくてつく嘘とか、なんかこう親密な距離をますます詰めるような場面を想像します。で、この漫画ですがそりゃあもうエロい。色気というよりエロ。直接的。でも不潔感がない。へなちょこ理科教師が女子生徒に脱がされてさらす裸体でさえ汚くない。はたしてこれは「禁断の愛」だろうか。だって「禁断」も「愛」も精神性に基づくでしょ。これ、肉体しかないと思うの。2015/04/07
1039kuri
19
表紙とタイトルがめちゃくちゃ気になっていた。そしてお話も面白かった。表題作も良かったけれど、教師と女生徒というのが意外にも自分のツボだったかも。可愛くて一途な女の子って怖いな。2015/05/11
mt.gucti
17
作者さんの人世もドラマチック。オトメの帝国もそうですが、題材は決まってても、ようし好きにやってやる!!感じ。それも全てをかけて燃やし尽くして描いてる感じ。男性のはあまり描きたくないのかもだけど、素晴らしい作品でした。2016/01/16
たまこ
11
お気に入りさんのレビューを見て興味を持ちました。BL風、GL風、大人と子供の男女など、様々な組み合わせの短編集。どれもよかったけれど特に「オフィーリア」が気に入りました。ドキドキしながらいけないものを見るような、それでも目が離せなくて見入ってしまうような。登場人物の女性の憂いや妖しさ、少年の緊張と揺らぎ、水辺の情景の美しさに引き込まれました。どの作品も短いながらも独特の濃さとピュアさがあり、そして話の終わり際が絶妙。それ以上が描かれていないからか、刺激的な中にもある種の爽やかさが残ります。 2015/06/14