内容説明
大銀行家の娘・サラには、誰にもヒミツの趣味がある。が、ある日その“趣味”を天才建築家・レオに知られてしまった! ソレが世間にさらされたら二度と部屋から出られない! お願いだから返して!! と泣くサラに、彼が出した条件は「君と一緒に城をたてたい」。ししし、城っ!? 強引なレオにせまられ、巨額の建築費(市民の年収26500年分)を返すためにふたりで奔走することになり――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉月たまの
12
恋愛は薄くて、どっちかというと、ヒロインの成長ものだった><。でも、面白かったよー♪。レオさんは結構好みのタイプだった♪。どうせなら、数冊くらいのシリーズものにしてもらえたらうれしかったな♪。でも、1巻でも話は完全に完結してるし、すっきりだね♪。2015/01/04
ばにー
8
久しぶりに一気読み。ヒロインがお城と街を作る理由がね(笑)それでも真剣に前に進んで成長していく所は中々読み応えありました。お城作りに奔走する場面に力が入り過ぎたのか、ラブが迷子になっているので次巻で読めたら嬉しいな。新語「城ドン」で混乱するパパ可愛かったです。2015/04/07
いわいわし
8
初読み作家様。二次元の妄想に癒しを求めるヒロインとキザな感じが(私には)悪寒レベルなヒーローが織りなす城ドン(引き)コメディ。現代用語満載、軽いタッチで、自分の年齢を意識せざるを得ません。おばちゃん、このノリに付いていけないわぁ。3分の1を読み進めるまでに何度か戦線離脱を考えました。こういうのは笑いのツボが合わないと辛いですね。それでも第3章辺りで物語が大きく動き出してくると面白くなってきて読了。でも最後まで違和感を拭い去ることは出来ませんでした。城+城下町造りという題材は目新しいのに合わなくて残念です。2014/12/19
のんたん
6
夜に読み始めて、止められずに一気読みしてしまった。魅力的な登場人物が多くて、みんな大同小異って感じで歪んでる所があって面白かった。これだけでもきちんと終わっているけれど、続きを読みたいな。きちんと城と町が出来上がるのも見届けたいけれど、二次元で妄想しているしかないサラちゃんがリアルに天才と恋愛できるところまで見届けたいと思った。2015/03/19
ちいたけ
5
イタいの隠すためとはいえ、壮大なことに~~。(笑) 頑張る姿はエライぞっと。2015/01/10