光文社新書<br> やきとりと日本人 - 屋台から星付きまで

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光文社新書
やきとりと日本人 - 屋台から星付きまで

  • 著者名:土田美登世
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2015/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334038342

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内容説明

本書は、やきとりに関する初めての総合的な研究書かつガイドである。「歴史学」「文化学」「老舗学」「社会学」「名店学」「ご当地学」「こだわり学」「調理科学」「肉用鶏学」など、さまざまな切り口でやきとりの謎に迫るとともに、屋台からミシュラン星付きまで、北海道から九州まで、77軒の店を紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかしくん。

27
焼き鳥を歴史を掘り下げて考察し、ウンチク本にしては秀作だと思います。特に江戸時代末期の鶏肉消費ムーブメントが始まり、戦後のブロイラー、地鶏ブームなどを解説し、今現在やきとり業界の部分も丁寧に抑えてます。今回の収穫は、「つくねを見ると、その店の実力がわかります。」誰の言葉でもないらしいですが、自分のメルクマールに活用したいです。2014/12/21

シルク

14
これを読んで「〇貴族」という焼き鳥屋さんに興味を持った。「280円均一」(当時)と書いてある店をあちこちで見ていたけど、入ったことは無かった。この本にどう、何が書いてあったのかは忘れたのだけど(爆)、とにかく「鳥〇族行ってみよう」って気になったのよな~。行ってみまして、アレコレ焼き鳥、チャンジャ(魚の内臓の……コチュジャン漬け? ムニュムニュ美味しかった)、山芋すりおとしたん焼いたんとか。美味しかったけどさ……焼き鳥、ちっさいなー(笑)! 小さいからひからびたようになって出てくるヨ、と思ったすね。ハハハ。2017/02/20

kenitirokikuti

10
赤提灯と縁のないままチェーン店の鳥貴族を利用するようになった。歴史的には鶏は観賞用(たしかに鶏と聞いて時を告げるそれを連想しなくなった)、やがて卵焼きを食うようになり、それ以前に雉や雀など野鳥を食っていて、関東大震災のちは鶏だけでなく牛や豚の肉やモツも含むようになり、プロイラーの導入で鶏肉が安価となる。むかしは鶏もしめてさばくものだったけど、これも遠い記憶だ。2018/12/22

majiro

9
きびしいレビューをしている人もいるけれど、自分のような、うんちくを語るには程遠いけれど、ビールの次に焼き鳥が大好き?というか、ビールと焼き鳥が大好きなシロウトにとっては面白い本だった。ビールの洪水が飲むという行為だった20代だったら、距離を感じたかもしれないけれど、ワインを嗜む気持ちの余裕も出てきた40代半ばで読んだのも良かった。で、話飛びますが・・・JR五反田駅の山手線プラットホームの池上線側の端っこあたりで漂う、どうにも魅惑的な焼き鳥のたれの匂い。どこのお店でしょう!?2015/10/07

安瀬内喬

8
やきとりを多角的に考察。深みはないけど、網羅的。今後のやりとり学の発展に期待。2015/01/13

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