文春文庫<br> 国境 〈上〉

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文春文庫
国境 〈上〉

  • 著者名:黒川博行
  • 価格 ¥743(本体¥676)
  • 文藝春秋(2015/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167902513

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内容説明

「疫病神」コンビこと、建設コンサルタントの二宮と二蝶会幹部の桑原は北朝鮮に飛んだ。二宮は重機の輸出で、桑原は組の若頭がカジノ建設の投資話でそれぞれ詐欺に遭い、企んだ男を追ってのことだった。平壌に降り立った二人だが、そこには想像以上に厳しい現実と監視が待っていた。シリーズ最高傑作の呼び声高い超大作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

167
桑原の軽快な大阪弁が満載です。覚えにくい地名と名前がありますが、二人の掛け合いで読み進められました。引き続き下巻が楽しみです。2015/07/10

ehirano1

160
桑原と二宮の相変わらずの掛け合いが楽し過ぎます。物語云々よりもこの掛け合いだけでも十分楽しめました。しかし、今回の設定は凄すぎます、あろうことかこの二人が北朝鮮に行くのですから!2019/01/13

koba

112
★★★☆☆2015/03/07

ぶち

98
『疫病神』シリーズ第二弾。あのお互いを疫病神のように思っている凸凹コンビが健在です。今回は、あろうことかヤクザが詐欺に引っかかってしまい、その詐欺師を追いかけて北朝鮮に飛びます。最初は観光のパックツアーを利用して。2回目は中国からの密入国です。相変わらずトラブルだらけの展開にハラハラな読書です。北朝鮮の生活状況も克明に記されいて、興味深いです。きっと、周到な取材をなさったのだと想像いたします。全体の感想は下巻を読み終わったら。2019/08/22

遥かなる想い

97
北朝鮮を舞台にした「疫病神」コンビの物語である。詐欺師趙を追って 北朝鮮で 暴れるコンビが楽しい。 テンポの良い大阪弁の連射は健在で、 裏社会の怪しさを醸し出す。 上巻は北朝鮮の厳しい現実と監視を 描く。2023/09/15

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