内容説明
歴史雑学の定番テーマ「歴史事件・人物の『その後』」をまとめた一冊。日本史の注目トピックスを厳選し、最新の研究もふまえつつ、雑学読み物テイストで展開していく。思わず誰かに話したくなる日本史の逸話が満載!
※本電子書籍は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷれば
28
歴史に隠されたエピソード146。学校で習う日本史は、起こった出来事を時系列に並んでいることが大半だが、本書では「その後どうなったか?」をテーマにしている。人物のみならず、モノや場所も収録され、日本史雑学としておもしろい。2016/06/11
はる坊
12
清水寺って坂上田村麻呂が造ったんやー2015/03/31
新父帰る
8
その後あの人はどうなったのだろうとか、あの事件のその後はどうなったのだろうかと関心を持って読んだ。中には推測の域の出ない話もいくつかあった。杉原千畝は不遇だったと言う話には?。清水次郎長の話は意外だった。リアカーに乗った石原莞爾の晩年の姿に驚愕した。確か東条が闇の葬ったはず。精力的に生きた勝海舟に天晴れ!初代総領事ハリスの帰米後が素晴らしい。八丈島に流された宇喜多秀家の子孫がなんと悲惨か!近藤勇の妻の生き様が凄い!巴御前のその後が気になった?竜馬の暗殺犯を探し続けた谷干城の執念。話題満載で飽きなかった。2019/10/17
オリーブ
6
時代があちこちに飛んでいるので頭が少々混乱してしまったが、雑学として「もしかしたら、こうだったのかも?」と推理の要素があり面白かった。歴史がただの過去の出来事で終わってしまってなく、その後の彼らの人生を想像の部分もあったが垣間見てみると切なさを感じる部分も多々あった。時代に翻弄された彼らは今の日本をみたら何を感じるだろう。2016/04/22
新父帰る
5
2014年11月。再読。3年前に読み、また読んでみたくなって読んだ。前回の関心事とは違ったことに関心を持った。命のビザ発給の杉原千畝について、この記事と違い、ある元外交官の話として当時外務省はビザ発給を許可していたらしいが、ことがここまで大きくなって、かつ外務省が杉原氏を戦後冷遇していたりして、今更異を称えることは言えなくなったと云う事か。リャカーに乗った石原莞爾の写真を近頃拝見して、どうしたのだろうと思っていたら、本書を読んで思い出した。坂本龍馬の暗殺犯は今日ほぼ特定されているようだ。再度楽しめた。2023/03/01