内容説明
プルガトリウム更生学院での生活に慣れ、暇を持て余す京輔たち。煉子の希望で学院七不思議の真相を確かめてゆくと、隠された“八つ目の七不思議”を知ってしまい……『殺人鬼校の七不思議』。京輔たちの退学後、理事長助手となった舞那。手始めに学院内をパトロールしていると、あちこちから恋の噂が!? 『レンゴク・デイズ』他、紗魔夜の新入生時の騒動や、人格の変わったモヒカンと久瑠宮の危険な夏期講習など、全五話を収録したラブ&サイコな短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
半熟タマゴ
28
本編完結を経ての短編集。最終巻ラスト後の話はなかったけれど、モヒカンと久瑠宮先生の話が読めたし、巻末イラストのカップルが可愛かったので満足。あー、でもやっぱり最後にこの作品で一番好きな鋭利メインの話が読みたかった。章タイトルのやり取りはメインではあったけれど。これでこの作品とお別れなのが寂しい。次回作がどんな話になるのか気になるところ。2014/12/24
Yobata
23
サイコメ,ラスト短編集。学院七不思議,モヒカン&久瑠宮の一夏,紗魔矢の新入生時代,舞那の助手生活,妹達の友情の5編。サイコメもこれで完結か。2年間,7冊、お疲れ様でしたw七不思議は割と普通でプルガトリウム学院らしいオチだったねw久瑠宮幼女の謎は謎のままかwその久瑠宮ちゃんとモヒカンとの関係の話は、モヒカンに対し結構乙女入ってるなぁwまさかモヒカンの本名が出るとは…しかしモヒカンの不死身の真相は出てこなかったな…やはり愛の力かw?紗魔矢は入学当時はぶっ飛ばしてるねぇw退学死験ではまさかの仲間殺しをしたので→2014/11/28
ツバサ
16
本編であまり触れられなかった部分を描いていて楽しかったです。舞那の学園での過ごしていく日々や綾花と神楽の友情は時の流れを感じれて好きです。煉子は… 愉快だけど、しんみりする作品でした。2020/12/01
晦夢
16
ラストの短編集。脇役に注目した短編もあり本編では見れない顔が見れてよかった。この作品はラノベらしいけどラノベらしからぬって感じで面白い。個人的には紗魔夜先輩の話が好きだった。最後結局何人か殺してるところがらしくていいな。久瑠宮かわいすぎる、モヒカンには勿体無い。最後の妹達も可愛い。そして最後の最後ホラーかと思ってしまう怖さw 煉子怖えよ。エッジの効いたいい作品でした。次回作にも期待してます。2014/12/30
しぇん
12
おまけの一冊の短編集。物語の最後を直に補完するエピソードも含んですますね。過去話、退学後の学校どうなったかで構成されていますが紗魔夜とモヒカンの話が印象深かったです。記憶喪失になったり先生を口説き続けるモヒカン目立ちまくりです。紗魔夜も危険人物のままじゃないですかー。正直、このシリーズ終盤余り好きじゃなかったんですが、この短編は結構楽しめました。唯、次のシリーズ買うかはその時の気分次第で。2014/11/28