一迅社文庫アイリス 星持ちと弁当屋

著者名：久吉【著】/すがはら竜【イラスト】

一迅社（2014/12発売）

• ISBN：9784758046534

内容説明

田舎の村で弁当屋を営むリリア。人が生まれながらにして持つ『星』がないリリアは、魔石に頼って生活していた。そんな彼女のもとに、寡黙な青年アルドと自由奔放な少年エディが現れる。星の魔力を自在に操るエリート『星持ち』の彼らによって、リリアの弁当には魔力が宿ることが判明し、弁当屋は廃業に!　さらには危険人物として、星持ち養成学校・アカデミーに強制入学させられて――!?ＷＥＢで絶賛!　加筆・修正した本編に加えて書き下ろし短編も収録!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[織田麻里]

殆どの人は生まれた時に星を持っていて、その星で魔法を使う世界。魔法の力が凄い人は"星持ち様"と呼ばれ敬われている。この"星持ち様"のネーミングセンスがイマイチだなと思っていたら、星を使わない不可視の魔法を"心"って…ボキャ貧なの！主人公の人物像もアカデミーに入ったら、幼くなったような。ストーリー展開は結構好みなのですが、ともかく突っ込みどころが多くて集中できない。感じとして、中学生の時に書いた小説を、大人になってから推敲した小説という印象。／主人公よりアデリーンの方が魅力的／ストーリー展開は好き。

2016/05/06

[でんか]

巻数はついてないが続刊あり。この巻読んだだけだと、う～ん、なほう。タイトルからお仕事物かと思ったが、半分しかなく、本の後半、学園物になってなんだか中途半端で残念。基本ヒロインの一人称なんだけど、同じことをぐるぐる考えてて読んで、いいから次行ってくれと思ってしまう。案の定、行動が後手後手なので、読んでてちょっとイラっとした。ヒーロー・アルド、語らぬ男。この、自己評価低めヒロイン×語らぬヒーローのコンボはたいてい読んでて楽しくないんだが、この本もとりあえず一巻の段階ではそう。二巻で面白くなるといいのだが。

2017/10/31

[六花]

「星」つまり魔力を持つ人がほとんどの世界で「星」無しのリリア。エリートの「星持ち」のアルドと出会ったことで、彼女の平凡な人生が一変する。あ、これシンデレラストーリーだったんだと、アルドの正体が判った時に気付いた(遅い？) 身分差なんだけど切なさはあまりない…。何故ならアルドが凄く分かり易くリリアに好意を示してるから(>_<)！ていうかリリアは幾つなんだ。お酒普通に飲んでたぞ。何だか異世界トリップしたOLが年齢詐称して学生してる話みたいだった。

2016/06/02

[シギ]

登場人物が多くて誰？だれ？ダレ？ってなった。世界観つかめなくてなかなか難しい。しかも、続いてるし‼︎ でもね。2巻まで続けて読んだら甘い物好きには大好物でございました。web版まで続けて読みに行ってしまいました。うまく齟齬の少ないようになおしてあるけど、分かりにくさはそこから派生している気がする。リリアのお弁当食べたーい

2015/08/30

[紫藤晄]

WEB版で完結＋番外編まで既読。 リリアの秘密（？）が書籍版ではなかった。あの説明がないと今後の話に（終盤近くで）影響が出てくるのでは？とふと思ってしまった。 続きは出るのか？出るよな？ リリアが思っていたよりも幼い顔立ちでちょっとびっくりした(笑)

2014/11/24