内容説明
霊媒の少女フランカが幻視したヨーロッパの未来の姿。それは大きな炎が燃え、建物が崩れ、人が大勢死ぬというものだった。その意味を探るべく、モーガンたちは欧州を巡る旅に出発する。ホラーファンタジー第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
1
あまりのネタの量と山本弘趣味に「これ、完全にと学会の本じゃんww」と、半分も読まないうちにお腹いっぱいになりました。この人はホント、20年前から揺るぎないなぁ。2014/12/21
EOL_st
1
前作と趣が変わって、今度は「オカルト+ナチ」というお約束ネタでした。 山本弘の本領(うんちく好き)が良い感じに発揮されています。もちろんただうんちくを語るのではなく、それを設定にまで昇華して、キャラクターとストーリーに繋げているのが見事です。 メインキャラは前作から引き続き、面白アメリカ人たちと怪しい日本人の皆さんですが、成長しているようなしてないような。 ストーリーは若干消化不良ですが、世界大戦や三巻に向けた伏線もあるのでしょうか。しかし三巻の作者は別人なので…買うかどうか。 追加短編は良作。 2014/12/13